応援コメント

051「愛でも特別でもない果実」/千鳥すいほさん② ※本文引用ネタバレあり※」への応援コメント

  • 小豆沢さくたさん、クリスマスに素敵なご感想&レビューありがとうございます!
    どちらも大切に拝読いたしました!

    さくたさんの思い出、とても親近感が湧いてしまいました。
    子供の頃に書いた大長編って愛着が湧きますよね。私にも何本かそういうお話があって、なんとかリメイクできないか脳内で捏ね回していますが、今のところ目処は立っていません笑

    >自分の発言はとうに忘れて、なんであの小説を終わりまで読んでないんだっけ? と思っていた可能性すらある
    ご指摘の通りだと思います。
    ふとした拍子に思い出して調べたけど、見つけられなかったんでしょうね。

    >お母さんも、自分が好きなイチジクが、まさか姉妹の関係を抉らせる原因になるとは思ってもいなかったでしょう。気づいていないかもしれない。
    こちらもご指摘のとおりです。
    主人公の母は男兄弟の中の唯一の女の子で、自分の母から「あんたは大事な娘だから特別ね」とイチジクを与えられていたという設定がありました。
    本人は愛情表現としてその大切な思い出をなぞっており、娘たちに確執があることは察していても、具体的な内容までは知らないと思います。

    大喧嘩のくだりと、ラストの主人公のセリフは気合を入れて書いたので、どちらにも言及いただけてとても嬉しいです。
    映像になったらより強烈でしょうね…! 私も見てみたいです。

    作業時間が非常に長かった短編なので、熱量のあるご感想をいただけて報われました。
    本当にありがとうございます。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    感想が的外れでなくてよかったです!
    子育てにおいて、「特別だよ」の扱いは危険なのだなあとつくづく思いました。
    物語最初で主人公が冷凍イチジクを食べている時点ですでにちょっと切なくて、飛んでいって話を聞いてあげたくなります。きっと友達になれるはず(笑)

    気づいたらやたら重たく長い感想になってしまいました。つい語ってしまって、すみません。
    感想を書くために行ったり来たり読み返し、やっぱりラストの主人公のセリフでうるっと来てしまうという……。
    こんなにぐっさり来た小説に出会ったのは、ウェブ上では初めてかもしれません。
    この物語に出会えて本当によかったです。
    今後も大切に読ませていただきます。ありがとうございました。