4.葛飾応為「葛飾北斎伝」(2)
2019年夏、ゲームFGOでは仙女を志すお栄が、一流の剣豪を目指す話が展開されました。
この創作も、原典は『葛飾北斎伝』にあると言えます。
北斎は常々、自らが忠臣蔵で有名な吉良上野介の家臣小林平八郎のひ孫であることを周りに語っていたそうです。(『北斎伝』上巻p.2)
この話をお栄がどう受け止めていたかは定かではありませんが、今から読む「女仙(仙女)」の記述ある部分を読むと、目を輝かせて聞いたかもしれない、なんて思えます。
『葛飾北斎伝』を機に広く知られることとなった北斎と応為、稀代の絵師として、そして名コンビとして今後も語られていくことでしょう。
(「葛飾北斎伝」下巻63-64頁 現代語訳・古文につづく)
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