その先の話をしましょう～貴女と愛の住処へ

第1話 はい、婚約破棄しますっ!

私、現在は一人の女性と同居しているのですけど、

その女性とは恋人として一緒に同居しているのです。

私のお名前は霧崎彩音。

相手の女性のお名前は一ノ瀬梢。

私も梢も共に年齢23歳です。

23歳にも関わらず、未だに恋人のままです。

しかし、梢からそろそろ婚約したいというお話が

あるのですけど、本当に婚約してもいいかどうかも

悩んでいるのです。

こういう事は真剣に考えないと意味がないです。

私はじっくりと考えたいです。

そんな時、梢が我慢の限界が来て、私の所へ

お話をしに来るのです。

「彩音、いい加減に婚約のお話を進めましょう」

「うん」

「あんまり乗り気じゃないね、どうしたの？」

「ううん、何でもないよ」

「うん」

私は婚約する事が怖いのです。

婚約するという事は将来、一緒に居ますって

事なので慎重に考えたいです。

「婚約するの？　しないの？」

「し、しようか」

「うん」

私と梢は婚約するとこれで後戻りが出来ないです。

それでも私は婚約というのには不安があります。

私は梢の事を信じるしかありません。

その後、私は梢に婚約破棄するのです。

どうして婚約破棄したかと言いますと、梢が別に大好きな人が

発覚して婚約破棄したのです。

私の中では死ぬまで一緒に居れると思ったのですけど、

世の中はそんな甘くないって事を知りました。

これから恋愛する際は慎重になるのももちろんですけど、

その前に相手の気持ちを確認しないとダメです。

確認しないで婚約すると婚約破棄に繋がる。

それだけは避けたいです。

本当に恋愛というのは奥深いです。