【ファラーナ】「こんにちは、いつも堕天使の恋を読んで下さっている方、ありがとうございます！　日頃の感謝を込めまして、私からチョコ……っぽいものを差し上げます」

【カレルド】「それ、食べられるの？」

【ファラーナ】「だ、大丈夫だよ！　多分……」

【カレルド】「んー……」

【ファラーナ】（……天使だから地上の食べ物なんて作った事無いんだからしょうがないでしょ……）

【カレルド】「不味い！」

【ファラーナ】「どれどれ……オェ……」

【カレルド】「見た目はそっくりなのに、味がコレって（ある意味）天才的だな」

【ファラーナ】「えへへ、そんなに褒めないでよ。日頃お世話になっているカレルドの分も作ってあるんだから、やっかまないでね」

【カレルド】「いらない」

【ファラーナ】「……（・Д・；）」

【カレルド】「いらない」

【ファラーナ】「……（ノДＴ）ｴｸﾞｴｸﾞ」

【カレルド】「泣くな！　これ、ひと箱食べたら死ぬぞ！　天国行っちゃうぞ！」

【ファラーナ】「お、それもアリだね！」

【カレルド】「イヤイヤイヤ！　無理矢理食わそうとしないで！」

【ヴィオランダー】「なんだ、用事あるのか？」

【ファラーナ】「いや、アンタに連れて行かれたら地獄でしょ！」

【カレルド】「何？　誰と話してるの？」

【ファラーナ】「何でもない、ひとりごと……」

【カレルド】「で、この産業廃棄物どうすんの？」

【ファラーナ】「さんぎょ……（ノДＴ）ｴｸﾞｴｸﾞ」

【ヴィオランダー】「俺はいらんよ？」

【ファラーナ】「もういい、街で買ったやつ皆さんにあげるから！　私が作ったのは、自然に帰す！」

【カレルド】「その食品サンプルどうやって作ったか、後で教えてくれ……」

【ファラーナ】「ﾌｻﾞｹﾝﾅｰヽ(`Д´ﾒ)ﾉ」

「堕天使の恋　～地に堕ちようともその心は～」

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