5章 射手座
今日は休日。
今、僕は、有限の世界と無限の世界を繋ぐ、抜け道のようなものはないか? と考えている。
もし、それがあれば、どれだけ楽しいことだろうか。
だけど、この二つの世界で、同じ時の砂が落ちる様子を共感することは、不可能だと思う。
それは、無限の世界に『有限の時を刻む時計台』が現れるようなものだ。
または、夢の中で自然と更に夢を見て、その夢から自然と目覚めるようなものだ。
どう考えても、有限の世界と無限の世界を繋ぐ、抜け穴なようなものは見つからない。諦めて『中間色の事件簿便り』か『遠い昔の銀河の海』の物語の続きを考えよう。今は物語の続きを考えるしか……ん、物語か……。
……。
もしかしたら、二つの世界を繋ぐ抜け穴を見つけたかもしれない!
もう少し、それについて考えることにしよう。
そんなことを考え、今日も一日が終わる。
おやすみ……。
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