お金について
エリュトリオンで主に使用される通貨。
〜歴史〜
今から100年前に冒険者ギルドの発足に伴って統一改革がなされ、リブラという単位が生まれる。
それまでは国によって価値がバラバラで、これを原因とした戦争が起こったことがあった為、統一されることになった。
100リブラで95円くらいの価値を持つ。
地球と単位が近いのは、地球の神々とエリュトリオンの神々が友好条約を組んでいる為である。
これは『エリュトリオン全集』にも記載されている。
巨大な金額は商業ギルド本部(アーガラム帝国帝都テルトティウス)にて換金が可能で、小切手や金券にする者が多い。
帝都の一般市民の平均月収は30万リブラほど。
村など地方の月収は数万リブラほどであり、宿屋はかなり儲けている。
〜相場〜
シャルトュワ村の宿「青葉のそよ風亭」を例に出すと、一泊3000リブラは安い方で、他の宿は4000リブラほどである。
「青葉のそよ風亭」はシャルトュワ村では高級宿に属し、もうひとつある宿の方が安い。(1000リブラ)
だが、正規の者が使用する宿ではなく、少々闇を感じさせる。噂ではここの亭主は客次第な対価を料金に加えて求めるという。
❊お金の管理
お金(リブラ)はゴルディ=エオレンという世界で製造される。かつて太古の人間の文明がこの世界を創り出し、創造の力を許可なく使ったとして六聖神に裁かれて滅亡した。
文明は滅亡したが、ゴルディ=エオレンは残り続け、永い時を経て門戸が開かれる。この時、六聖神が人々に盟約を交わしてもらった。
~盟約~
・主に金銀財宝の管理に使うこと
・銀行としての使用は許可するが、完全な個人的独占は禁止する。
例:他人のお金の略奪は禁止
・個人のお金の貸し借り、預金・記帳・引き出しは許可する
・この世界を管理する商業ギルドを建設すること
・もし、盟約が違反された場合、公開処刑する
この世界ではエリュトリオンの全ての金銀財宝が管理されており、神器や魔導具、聖剣、魔剣などの強大な力を持つ物品は個別の部屋にて管理される。
全て金色に染まった世界だと言う。
この世界に入れるのは六聖神、国王、商業ギルドと一部の者たちだけである。
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