神天魔戦争

語り 禍津神スキアゼル


世界が最初に創られた時、二億年前のことだ。六聖神、最高神夫妻、我ら悪魔とあやつら天使がいた。

 世界によっては天使と悪魔、自動的に生まれる存在なのだが、六聖神はいらんと断言した。

最高神夫妻は容認してくれたが六聖神がこれから呼ぶ人間を支配しないか心配だと言って大反対、神と悪魔、天使の三つ巴の戦いとなって神天魔大戦が起こった。

 人間は他の世界から移住するスタイルをとって戦争が終わるまでは移さない運びとなった。1億年程戦ったがエリュトリオンという星がもう原型を保てないほどに損壊して六聖神の不意打ちに会い捕縛、罪を擦り付けられ消滅と言われたがエルゼンハウズ様が哀れに思い、眠りにつくこととなった。

 眠りながらも外の様子はエルゼンハウズ様が夢の光景として見せて下さった。 天使も同じだ。とばっちりだが全員の名前と地位も剥奪された。


これを神天魔戦争と呼んだ。

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