キャラ紹介 ディルク

~概要~

 ドワルディア王国、第178代国王を務めるミゼルド族の男性。


~プロフィール~

▶名前

ディルク・ミゼフ・ドワルディア


▶愛称または異名

“酔いどれ帝”、“絶炎の鉄槌”


▶出生地

ミゼフ王国


▶生年月日と年齢

10月21日 256歳


▶性別

男性


▶血液型

Rt型


▶身長と体重

142cm 63kg


▶見た目の特徴

赤茶色の髪、古代工学模様が刻まれた紫色の瞳、ちょこっと老け顔


▶好きなもの

酒、とにかく酒。


▶嫌いなもの

窮屈な環境


▶趣味

小型人形作り


▶職業

第178代ミゼフ王国国王

S級冒険者


▶所属

・ミゼフ王国

南方ラダクティス大陸同盟 


▶配偶者または恋人

シアナ・ミゼフ・ドワルディア


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~来歴~

 エルツ歴244年生まれ。国王の息子として生まれ、親が勝手に決めた許嫁シアナとの結婚に嫌気が差し、10歳の時に貯めたお金片手に家出する。

 同時にハウシュリを持ち出した。


ドワーフの場合、寿命が長いので結婚する年齢に煩く言わない。

 父は心優しき王で家出して数日は泣き続け、戻ってくるよう使者を送って説得したが、全員ぶっ飛ばされ返り討ちにあったという。その数308名と記録に残る。


 冒険者稼業の傍ら鍛冶業を始め徐々に名が広まっていく。名字は伏せてディルクとだけ名乗っていた。

 嫁探しも同時に進めていたが、失敗続き。


 156歳の時にシノに出会い、妻にする決意の証として神器を造りプレゼントした。

 ダルカスに負けずアプローチをしたが、当時の彼女は再婚しないと決めていたので軽くあしらわれる。


 “終わりの竜襲撃事件”が決定打となり、ダルカスとの結婚は確実と判断、シノとの結婚を諦めた。

 邪神封印後も旅を続けていたが、158歳の時に父が死んだと聞きつけ、国に帰りシアナと再会する。国王となりシアナと結婚。


 シアナは、一途に帰ってくることを信じて待っていた。世界で積み上げた鍛冶技術を惜しみ無く使い、文化向上に貢献した。


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~人物~

 一人称は儂。若い頃は俺。相手を呼ぶ時は殿をつける。

 エリュトリオンのドワーフは寿命が500年程で200年程までは肉体年齢は30~40代に抑えられるが、その年齢を越えると老化が早まり、250歳を過ぎると50代頃の肉体年齢となる。


 だが、すこし老け顔なだけで見られたり、ダルカスに爺呼ばわりされるのを気にしている。なので美容に手を出そうか迷っているそう。


 じっとしているのが嫌い、堅苦しいのは嫌い。

 嫌いな物が多い。しかし、笑うときは笑うので気さくである。笑うときはガッハハハと笑う。

 若い頃に迷惑をかけたことから愛妻家な一面がある。


 特に若い頃から家出癖が酷く、親子ゲンカ、家督問題、許嫁(シアナはこの時まだ3歳)から逃げるため家出をしょっちゅうしていた。

 家出中は冒険者として名を馳せ、類い稀なる天才的な鍛冶の才能を持ち、10歳で神器『ハウシュリ』を造り上げた。能力で後述。


 この偉業は今も塗り替えられていない。

 現在も数ヶ月に一度ふらりと家出して家臣たちを困らせ、呆れられる。

 家出時は転送魔法でシャルトュワ村に入り浸り、ダルカスやシノと駄弁って過ごす。家出場所がいつも同じなのが唯一の救いと言えよう。


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〜活躍〜

 先代イカイビト、シノ・ファルカオと共に邪神討伐に励んでいた頃より身体が鈍っているが、経験の豊富さや余裕を持った戦い方を得意とする。


 いつもシノにトドメを譲っていたので、その癖が抜けておらず、詰めが甘いタイプ。ただし、支援はめっぽう強い。


 戦いより武具製作や執政に注力し、ラムドに頼まれて放置気味なノア・エリュトーの運営を手伝っていた。

 お金で動くセヴェラッカより、義理人情で動いてくれる彼の存在はかなり大きく感じるだろう。


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〜能力〜

 

火種爆弾ぱーちぃぼむん

 初級火魔法で着火用に良く使われる『火炎ファルア』を飛ばし、着弾時に爆発付与効果を追加して打ち出すオリジナル技。


 非常に小さい指先に灯る炎が身の丈ほどの爆発を起こすため、ドラゴンレイド時に主人公を驚かせた。


 射出時、ぽんぽん音がなるのはユーモアを求めた結果だそうだ。燃費が非常に良く、一回当たりの魔力消費量が非常に少なく連発しやすい。


技術王の瞳アイズ・オブ・ロダリック

 第14代イカイビト、“技術王”ロダリックが邪神を打ち砕かんと死の直前にかけた世界の祝福。生まれた時にランダムでトリスケルを変形したかのような紋様が虹彩に現れ、優れた技術力を発現する。


どういった基準で選定するのかは分からず、妻シアナも同じ能力を持つ。

 ディルクの場合は武具製作の才能が強く現れている。


 隠された術式があり、未だに誰も開放できてない。


不死鳥の焔翼ふしちょうのえんよく

 王国守護獣たる不死鳥ハウザーよりたまわりし祝福。空を飛ぶことができ、背中に出現するが熱さは一切ない。

 空気を燃やして上昇気流を生み出しながら飛ぶ仕組みとなっている。

 戦闘時にのみ不死性を持つ。


 ディルクの場合は金赤色の焔翼を持ち、パワーに重きを置いた戦い方が得意。翼が小さいので俊敏に飛び回ることは出来ないが、身体機能と武器の潜在能力を最大限まで引き出して戦う。


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〜余談〜

 最近、火聖神アウロギから“老け顔”がひどいと揶揄やゆされることが多くなったので、とうとう雅臣が召喚した男性用化粧品を買ってしまったらしい。

 ちなみに、火や陽射しに当たる仕事に従事する方々は肌の老化が激しくなりがちである。



 家出場所が自由国家ノア・エリュトーの首都、ゼア・ノトゥンにまで拡大した。国家運営の手伝いの見返りに別邸を用意してもらったとか、いないとか……。


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〜参考文献〜

・神級筆頭鍛治師目録

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