第七話 ファルティエの森の光

――満開の島 ロシリア・ファルティエの森


◇カイ

ここがファルティエの森……か


◇クロナ

桜の木でいっぱい……

だけど、やっぱり――


◇ユキノ

そう

枯れてる木も多いでしょ


昔は――

一年中たくさんの花が咲いてて

精霊たちも沢山いたんだけど……


どうなっちゃうのかな

この島……


◇アリア

ユキノさん……


◇ユキノ

ああ、ごめんごめん!

また暗くなっちゃった!


それで、

修道院に持っていく

苗木だけど……


このあたりなら

まだ若い、植樹しやすい木が

あると思うんだ~


◇クロナ

それを探せばいいのね!


◇カイ

よし!

じゃあ、

みんなで手分けして探そうぜ!


◇ノア

兄さん……ちょっと待って


◇カイ

どうした、ノア?


◇ノア

向こうの方に、

なにか……不思議な光が見える


◇クロナ

えっ……?


あっ、ホントだ!

ユキノさん、あれは?


◇ユキノ

わかんない

なんだろう……


◇ノア

どうする、兄さん……?


◇カイ

……ああ

行ってみよう


◇ユキノ

あっ、気をつけて……!


空に大穴があいてから

このあたりのワーグたちは

凶暴化してるから!


◇カイ

わかった

みんな、慎重に!

よし、行くぞ――



To Be Continued……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る