第5話 マイ スペル

「これが力を測る魔道具マジックアイテムです」


とりあえず 力を測ってみませんかといわれとある部屋に連れてこられた

その部屋にいるのは


「・・・胡散くせぇぇぇ」


そういってしまう 黒いマントで全身を覆っている人間 男か女かもわからない

目の前に水晶がおかれている これでは元の世界にもいそうな占い師である


「この者が 皆さんの力を測る魔導士です」


てゆうか 力ってなんだよ


「あの すみません その力って具体的にどんなものなんですか」


委員長が質問する


「そうですね こう言って伝わるかわかりませんか 魔法です しかも皆さんが使えるのはとても強力な魔法であると考えられます とは言っても見たほうが早いですね リリン」


おっ さっきのエルフ リリンっていうのか


「はい 姫様」


「あなたの魔法を見せてあげて」


「かしこまりました」


そういわれた女騎士は 頷き消・え・た・


「「「「「「「「「「「「「「「・・・・・はっ?」」」」」」」」」」」」」」」


     クラス一同 唖然 どゆこと?


「リリンが使える魔法は光を操る魔法です さて皆さんはどんな能力があるでしょうか

 その魔導士の前にある水晶に手をかざすと自分がどんな魔法使えるのかわかります

 ・・・どうせなら自己紹介もしていただきましょうか 手をかざす前に名前を名乗って

 いただけますか?」


そういうと黒いローブを着た魔導士の隣に立つ


「どちら様からでもいいですよ」


・・・さて誰からいくか


「・・・・じゃあ 私から」


やばい 委員長マジの勇者じゃ


「あなたは・・・伊吹様でしたね」


「様なんてつけなくていいです」


委員長が水晶に手をかざすと水晶が紫に光りだした!

そして 光が収まるとなにやら空中に文字が映し出されている 読めない


「なるほど 伊吹さん あなたは剣聖の加護が宿っていますね」


「加護?」


「魔法とは少々ことなる力です 魔法は使うと基本的に魔力を使いますが もちろん魔力には限りがあります 加護にはそのような制限はありません しかし魔法ほど応用の聞く力ではありませんね」


「そうですか でこの加護は強いのですか?」


それが重要だよね まぁ名前からして強そうだけど


「伊吹さん あなたは最強の騎士になれますよ 今のままでもだいぶ強いはずです」


そういわれた委員長が自分の体をみる


「?・・・そうですか そんなに何かが変わったような気はしませんが」


「それはあとでわかりますよ では次は どなたが?」


ふっ 俺のはきっと最強の力が宿っているだろうから 最後のほうにね

主人公は遅れてやってくる ふっふっふっ


「・・・テツ 顔がキモイ」


となりで修二がなんか言っているが無視で


「では~ 次は~私が~行きます~」


むむっ また女の子ってあれは 彩華! 意外!


「勇者様の名前を確認してもよろしいでしょうか?」


「彩華~って いいます~ 様なんてつけなくていですよ~」


「そうですか では水晶に手を」


「は~い」


彩華が水晶に手をかざすとやはりまた光出した!そして文字が映し出される

ん?なんか水晶が光ったままだ


「なるほど 彩華さん あなたが授かった力は魔法ですね それも火属性の魔法です

 この光は彩華さんの魔力量を示していますよ さすがは勇者様 多いですね」


「質問~いいですか~」


「はい 大丈夫ですよ」


「まずは属性ってなんですか?~」


「属性とはどのようなタイプの魔法を使えるかです 彩華さんは炎属性ですので 

 文字通り炎ですね 手から炎がでてきますよ」


「その~属性ってどのくらいあるんですか?~」


「一応 四属性に分類されますよ 火 水 土 風ですね  しかし実際どのくらいあるのかは全く分かりません 魔法というのはいわゆる自然現象を人為的に引き起こして そこに自分のアレンジを加え使いやすくしたのものですので リリンの光魔法もどれにはいるのやら 」


「じゃ~魔法は~まだまだわかないことだらけなんですか?~」


「少なくとも王国本国ではそうですよ しかし魔導学園都市にある王国立魔法学院では研究が進んでいるとのことです」


「じゃあ~ 加護はどんな力なんですか?~」


「明らかに自然現象ではない現象を引き起こす力です 加護は魔法以上に研究が進んでいません」


「そうですか~ ではその魔導学園都市というのは~なんですか~」


「王国と帝国の間に位置する国です 魔法の研究を国策としている国で各国が魔法の研究をしようと

 学園を立てているんですよ 小国ですが世界一魔法技術が進んでいる国です」


「そうなんですか~ よ~くわかりました~」


「それは よかったです」


「では 次の方 どうぞ・・・・・・・・・

 そんなこんなで 時間は立ち クラスメイトが続々と能力を調べていく そしてきた 

 俺の番が!!!!!!


「あなたで 最後ですね お名前をお聞きしてもいいですか」


「黒鉄哲人です」


「・・・・・・・・・・・クロガネ ですか」


 ん? なんか今 変な視線が向けられたような そんでなんか王女さんの反応が・・・


「えっと なんか変な名前ですかね?」


「・・・・・・いえいえ すみません さあ手に水晶を」


 さあ 俺の能力はなんだ?


「哲人様の能力は・・・体温を上げる魔法ですか・・・・・・・・・・・」


 へ?


「・・・・・・・えっとそれは 強いんですか?」


「いえ・・・・その あまり」


「そ そうですか」


あーまじか 憂鬱だ・・・・

神さま 世界を越えたんだから もうちょっといいやつをくださいよ・・・


「テツ そのなんだ ドンマイ!!!!」


「おい 今ちょっと笑っただろ」


「てっちゃん~大丈夫だよ~ てっちゃんは彩華がおもるから~」


「女の子に守られる 情けない」


「大丈夫~今は男女平等社会なんだから~」




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