悪質な商法を正す三本足のフェレット

増田朋美

悪質な商法を正す三本足のフェレット

悪質な商法を正す三本足のフェレット

和代は、今日も、公園のベンチに座ったままでいた。どうせ、自分には、何も才能がないんだなあと、自信を無くしてしまうのであった。どうせ、私なんかにセールスはできるはずもないか。他の人みたいに、巧みな弁舌で、商品の良さを強調して、どうのこうのなんて、私にはできるはずもない。あーあ、変なところに就職してしまったものだ。本当に心からそう思うのだった。

でも、仕事を辞めるわけにはいかなかった。これで仕事を辞めたら、自分の食う糧がなくなってしまう。それではいけないから、急にセールスに回されたとしても、一生懸命やるんだ。和代はそう思っていた。だから、なんとしてでも、一枚売り込んで、なんとか客を獲得しなければ。そう、そう思っていた。

その日、和代は、上司に呼び出された。

「遠藤さん、遠藤さんちょっと。」

和代が、上司の机の方へ行くと、

「今日は、何が何でも、一枚売り込んできてくれ。もう、きみの営業成績の悪さは、良く知っているが、必ず一枚は売り込んでくれたまえ!」

と、上司は、そういうことを言った。つまるところ、彼女にこれ以上営業成績が悪ければ、もう首にするという事だ。もう和代はこれで自分の人生はおしまいだと思ったが、何、こんなことでくじけてたまるかい!という負けず嫌いな精神が顔を出す。和代は、なにか何で一枚売ってやるわ!と躍起になって、

「わかりました。売りに行ってきます!」

と、上司の話も碌に聞かないで、会社を出て行ったのであった。

とはいっても、とりあえず担当地区である田子の浦地区へ行って、一軒一軒の家を訪れてみる。しかし、どの家も、最近は防御がきつくなっているせいか、セールスというと追い出されてしまうのがほとんどだ。時には、悪人呼ばわりされてしまうことがあった。単に、商品を売りたいだけなのに、なんで悪人は出ていけと言われてしまうのだろう。セールスと言っても、何も悪事をする気はないんだけどなあ。

とりあえず、10軒の家を回って、契約はまるでゼロ。そして、展示会のお知らせの広告を手渡すことができた家は一軒だけであった。

10軒目の家を出て、和代はもうつかれてしまって、公園に行った。もう、家を回って、そこの人からセールスは出ていけと言われるのはごめんだった。悪人呼ばわりされるのもごめんだった。もう、こういうことは、御金が入るにしても、私はできないんだ。もう、どうしようもないってことは確かだ。あたしは、あの会社に入っても、営業成績の悪いだめな人間として、ずっと、雇われていなければならないんだ。あーあ、あたしは、居場所を間違えちゃったなあ。

和代は、公園のベンチに座って、そんな事を考えていた。

ふと、目の前を、車いすで通っていく男性が見えた。車いすの人が平気で外出しているのを見かけるのは、まだまだ珍しいと思った。東京とかそういうところに行けば、普通に障害者が外出したりしているが、この富士ではまだまだ珍しい事のような気がする。

その車いすの男性を見て、和代はハッとする。彼は、麻の葉柄の黒大島を身に着けている。いくら端くれの和代でも、黒大島くらいはしっている。それでは、もしかしたら、着物というモノに興味持ってくれる人かな。よし、そうしたら、一枚売り込もう!と和代はいきなり戦闘モードになって、緩めていた着物の襟を、整え直した。

「あの、すみません。」

和代はその人に声をかける。

「あの、一寸、宜しいですか。あの、着物にご興味があるんでしょうか。」

「へ?ああ、これな。これは、自分で反物を買って、自分で縫ったものだ。買ったもんじゃないよ。」

と、その人は答えた。その人の膝の上に、車輪のついたかまぼこ板に乗った、小さなフェレットがいた。そのフェレットは、和代の事をひどく警戒しているように見える。

「ああ、こいつの事は、気にしないでください。こいつは、ちょっと人見知りするやつでしてな。まあ、動物ですから、そうなってしまうことは多いけどな。」

彼がそのフェレットの背中をなでてやると、フェレットは、ちーちーと鳴いて、返事をした。よほど信頼関係ができているらしい。和代は、それを無視して、急いでこう切り出した。

「実は私、呉服店袋谷の者ですの。それで今日は、お着物の事でこうして皆さんに伺っているんです。」

「はあ、それが何だ。」

と、その人はぶっきらぼうに言った。

「初対面の時は、名前を名乗るのが、礼儀だよなあ。名前をまず、言ってもらおうか。僕の名前は影山杉三で、綽名を杉ちゃんというんだ。みんな、杉ちゃんと言っている。お前さんの名前は、何だよ。」

「ええ、あたしは、遠藤和代と申します。呉服店袋谷の従業員です。」

と、和代は、言われた通りにそういった。

「ああそうか。遠藤和代ちゃんね。まあ、よろしく頼むな。で、僕になんの用なんだ?」

なんの用なんだと聞いてくれることは、私に興味を持ってくれるのだろうか。よし、これはチャンスだ。一枚売り込もう!と和代は思って、杉三にこう切り出した。

「ええ、あなた、今、黒大島を着ていらっしゃるけれど、ほかのお着物は持っていらっしゃるのでしょうか。」

「ああ、いつも黒大島ばかり着ているので、変な奴に見られるかな。」

と、和代の質問に杉三は即答した。

「変な奴。その理由はお分かりですか?何ならあたしが教えて差し上げますわ。黒大島という着物は、もともと礼装として着用するものではありません。普段着程度しか使えないんです。ですから、誰かとお食事をされるときとか、コンサートに出かける時などには、黒大島を着てはいけないんですよ。そういう時には、別の着物を着るんです。あなた、それ、ご存じありますか?」

「ああ、とっくに知ってるよ。」

得意気に話す和代に、杉三は答えた。

「でも、黒大島が、一番着やすいし、動きやすいし、それが一番いいと思うので、黒大島を着ているんだ。あんまり高級な生地は、着たくないしさ。」

「そんな事言ったって、黒大島を着ていい場所は限られておりますわ。何時でもどこでも、黒大島でいいかというと、そうはいきませんのよ。結婚式とか、法事なんかでは、黒大島は着てはいけません。それが着物のルールなんです。いくら昔ほど厳しくなくなったと言っても、基本的なルールは守ってもらわなければ。」

杉ちゃんの話に、和代は説明を開始した。

「ほんなら、何を着ればいいんだよ。僕は、結婚式には何回か出たことがあるが、黒大島で出ても、一度も迷惑だと言われたことはなかったよ。」

杉ちゃんがそういった。まあ確かに、そういう風に反発する客は、少なくないが、和代はそれも矯正しなければならないと思った。

「そうですが、それは、結婚式の主宰者が、許してくれたからでしょ。きっと主宰者は、黒大島で来られて、嫌な気持ちがしていると思いますよ。それを、我慢して許してくれたのよ。」

和代は、呉服屋らしく、そういう事を言った。

「はああ、そうか。ほんなら、どうして黒大島がだめなのか、理由を教えてもらいたいもんだ。僕は、理由をちゃんと聞かないと、納得しない男なのでな。」

と、またそんな事をいう杉ちゃん。

「ええ、理由はちゃんとありますよ。黒大島っていうのは、江戸時代までは、お百姓さんの野良着だったんですよ。そんな野良着で、結婚式に出たら、まるで農業ようの作業着で、結婚式に出ているようなものなんです。結婚式や、コンサートのようなフォーマルな場所には、ちゃんとそれにふさわしいものを着ないとね。だから、黒大島は普段の時だけにしましょうね。お願いしますよ。」

はあ、と、杉ちゃんは、大きなため息をついた。

「はあ、そうか。結局身分制度に起因することですか。まあ、でも、今は、四民平等制度というものがちゃんとありますけどな。」

「でも、むかしの身分制度に基づいて、着物というものはできているんです。いくら、今は身分が同じなんだと言っても、江戸時代までは、着物は身分制度に合わせて作ってあったんですから。それは、まもってもらわなければ困りますよ。」

和代は、得意そうにまた言った。そういう風に、過去の悪い歴史にい基づいて、着物を売るのも、着物屋のよく使う手口だ。

「ほんなら、着物は何を着ればいいんですか?」

と、杉三が聞いた。よし、これで一枚売り込める!それでは、正絹の男物着物を急いで売り込もう!と和代は、確信した。

「こちらのカタログをご覧になってください。男性物の礼装ですと、こちらをおすすめいたします。支払いは、月々のローンで結構ですから。今なら、月々、五千円で構いません。この礼装は、たったの15万で入手できるんです。」

「はあ、そうですか。それならお断りです。礼装が、15万で買えるわけないでしょ。礼装と言ったら、七桁くらいすると、カールさんから言われたことがありました。そんなの正絹でも何でもないじゃないか。へん、そういう手には乗りませんで。」

和代がそういうと、杉三は、すぐにそういうことを言った。暫く和代も、はあ?という顔で杉ちゃんの方を見た。

「まあ、そういう事です。ちなみに、黒大島を新品で買うと、礼装と同じくらいの値段がするそうじゃないか。それでは、礼装も黒大島も同じことです。だから、いつでも黒大島でいいのではありませんかな。」

「まあ、値段が同じだからって、全部同じという訳ではないのよ。農作業するときと、結婚式に出るとき、同じ着物を着ることはないでしょう?」

とりあえずそういって反撃する和代だが、

「ああ、そうだね。でも、全部同じものを用意できる奴ばかりではないから、とりあえず黒の紋付羽織を着て結婚式に出たんですよね。ほら、黒の紋付羽織を着れば、どんな着物でも礼装になるというデマが流れて。」

と、杉ちゃんはさらりと言った。そんな事、和代も知らなかったことだ。一体この人、どうしてそんなことを知っているんだろうか。

「誰でも、用意できるとは限らないってことを忘れちゃいかんな。」

今回は、和代の負けであった。客を負かせると思ったら、今度は客の方に負かされてしまったのである。あーあ、あたしはやっぱり、セールスという職業は向いていないのね。

「杉三さん、でしたっけ。」

和代は、大きなため息をついて、そうつぶやいた。

「あなた、本当は、着物の事、良く知っているんでしょう。それで、わざと私の相手をしたんでしょう。」

「へへん、その通りなのでした。お前さんが一生懸命売ろうとしている姿勢がわかったので、それで誘いに乗るふりをしました。」

と、杉三はカラカラと笑った。

「ちなみに礼装用の羽二重を、どこかで作ってもらうんだったら、とても15万ではできませんね。少なくとも、七桁はかかるだろ。本物だったらな。はははは。」

「そうよねエ。あたしもなんだか、この仕事をしているのが、馬鹿らしくなってきたわ。」

和代は杉ちゃんに笑われて、文字通り、この仕事は嫌だと思った。そんな事を知っておきながら、着物を販売するなんて、もう本当に馬鹿らしい。つまり、店で売っているのは、正絹ではないことを、杉ちゃんに、既にばれてしまっているのだ。それでは、礼装が必要なんて言えるはずないじゃないか。自分だって、偽物を売っているんだから。

「まあ、気にしなくていいよ。偽物を売っているなんてことは、よくあったんだからな。ほら、紬というのはな、遠くからでは木綿にみえるというトリックで、お役人の目をごまかしていた着物なんだから。ほら、江戸時代に、絹を禁止された身分の人たちが、絹に見えないようにしようと思って作った着物だぜ。」

と、杉ちゃんは、そうにこやかに言った。そうだったのか。これでは杉ちゃんに改めて着物を種類を教わりたいくらいだ。

「僕は、着物を売ったことはないが、作ったことならいっぱいあるので、わかるのよ。」

「そうか。和裁士さんだったのね。それなら、何でも知っているわよね。あーあ、今回はあたしの負けだわ。和裁士さんに、化繊の礼装を勧めても、なんの意味もないのは、当たり前ね。」

理由がやっとわかった。この人は、着物の作り手だ。全く、よりによって、そういう人にひっかかってしまうとは。もう、契約なんか一軒もとれないのは、確実だ。これで私は、呉服屋を首か。着物が好きで、着物関係の仕事に就きたいと言って、あの店で働きだしたのに。着物屋さんで働くというのは、着物が好きという事は無関係で、要は偽物の着物を、これだけ安く買えると、押し売りするだけの事なのだ。

「なあ。」

不意に杉ちゃんがそういうことを言った。

「ちょっと、お前さんに来てもらえないかな。着物を欲しがっているわけではないが、着物を買ってほしい奴がいる。お前さん、時間あるか?」

何だその矛盾した言いかた、と和代は思ったが、

「ああ、僕の親友でさ。化繊でいいからよ。着物を買ってほしい奴がいるんだ。そいつは、ある歴史的な事情のせいで、決まった着物しか着れないのさ。今はそういう事気にしなくていい時代なのによ。それをお前さんに、セールスしてほしいわけ。」

と、杉ちゃんはそういって、車いすを動かし始めてしまった。和代は、急いでそのあとを追いかける。

一体、そんな事をして、どこへ連れていくのかと思った。杉ちゃんは、口笛を吹きながら公園を出た。暫く移動すると、公園を抜けて、大通りを渡って、しばらく歩くと、高級な日本旅館のような建物の前についた。

「ここだ。ちょっと来てくれ。いいか、出来る限り押し売りはしないように、でも、確実に着物を売りつけるようにやってくれよ。」

これはまた、大変な難題だが、杉ちゃんは中に入った。和代も、段差のない土間で草履を脱ぎ、お邪魔しますと言って、中に入る。しばらく杉ちゃんについていくと、長い廊下を歩いて、一番奥のふすまの前で止まった。

「ここだ。ここにいる人物だ。よろしく頼みますね。」

杉ちゃんは、そういってふすまを開けた。

「おい、水穂さん、起きてくれよ。お前さんの着物を変えてくれる奴が、やってきたぞ。」

部屋の中には、一枚の布団が敷いてある。そこには、一人のげっそりとやせ細った男性が、布団に寝ていたが、杉ちゃんの起きてくれという声を聞いて、目を覚まし、布団のうえに起きた。随分、きれいな人だ。もし、可能なら、テレビドラマなどに出演してほしいくらいだった。

「変えてくれるって、いったいどういう人ですか。」

と水穂さんと呼ばれた人は、細い細い声でそういった。水穂さんの着ている着物には、見覚えがあった。紺色に、グレーで、芋の蔓が大きく描かれている。確か、格が低すぎると言って、うちの着物屋では、扱っていない着物だ。和代は、その着物を名前を思いだそうとしたが、思い出すことができなかった。

「こいつはなあ、昔の身分にとらわれ過ぎて、こういう柄の着物しか着れないのでさあ。ですから、こいつの、悪い癖を直してやってよ。」

「ああ、そうですか、、、。」

どうしても、その着物の名前を思い出すことができない。というか、着物屋さんでは、それを口に出して言うことすら、タブーだったのである。その着物は、着物であっても、うちの店ではそれを扱わないことで、高級品を扱っているように見せかけていたから。

「ほら、お前さんも言ってやってくれよ。もう銘仙に囚われない、人生を生きてくれと。」

やっと思い出した。そう、銘仙だ。うちではそれを扱わないことで、店を保っていた。

「どうして、銘仙の着物を身に着けていらっしゃるんですか。単におしゃれだからという理由なのなら、偏見がものすごく強いから、やめたほうがいいですよ。」

和代は、それだけ言ってみる。

「そうなんですけど。」

軽く咳き込みながら、水穂さんは答えた。

「どうしても、これでないと、安心していられないんです。羽二重を着るものなら、あんな汚らしい奴が、羽二重を着て何をやっているんだといわれそうな気がして、落ち着かないので。それだったら、初めから、この着物を着ていたほうがいい。」

「汚らしい奴?それは何ですか。まさか、バキュームカーの掃除の仕事でもされているとか?」

和代はちょっと素っ頓狂な顔をして、そういうことを言った。

「いいえ、バキュームカーの掃除ではありません。近いかもしれませんが、僕のうちは、死牛馬処理権を持っていて、その仕事をしていました。だから、その身分であることを示すものが、この着物なんですよ。」

ああ、そうかあ、、、。私も、詳しくは知らないけど、そういう身分の人が、いたという事は、何となく聞いたことがあった。そうか、そういう身分の人の日常着だったのね。着物って、本当に、日本の歴史を投影するものなのね。

「そういう訳です。だから、ほかの身分の方の着物を着るわけにはいきません。本当に、来ていただいたことには、申し訳ないんですけど、今日は帰っていただいて。」

「でも、せっかく、ほかの人たちが、もう銘仙にとらわれることはないようにと、行ってくださっているんですから、この機会に、ほかのものを着てみませんか。そうだな、男性物の、プレタ着物なんかどうですか。ほら、化繊であれば、一般的に着ている着物に近いものになりますし。どうでしょう。このカタログの、何か一枚、購入していただけませんか。」

和代は、急いで鞄の中から、着物のカタログを取り出して、男性物の着物のページを開こうとしたが、ふいに手指に鋭い痛みが走った。あの小さなフェレットが、和代の指を噛んだのである。

「ほら、マー君やめて。」

水穂さんが、フェレットの背中をたたくが、フェレットは、離そうとしなかった。よく見ると、このフェレット、左の前足がない。それでよく生きているなと、和代は思ってしまった。

「すみません。この子、どうしても、噛み癖がありまして。ほら、マー君、もういいよ。やめなさい。」

と、水穂さんに無理やり離されると、小さなフェレットは、チーチーと鳴いて、なにか文句を言っているように見えた。

「すみません本当に。折角、お話してくださいましたが、お受けすることはできません。僕は、馬鹿にされることが当たり前だと思わないと、生きていけませんから。それだったら、危険信号を出した方が、いいでしょう。だから、このままでいますよ。」

水穂さんは、そういうことを言った。マー君に噛まれて、彼は本当につらい人生だったんだなと、和代も知ることができたような気がした。そんな風に、軽くあしらってしまうようなものではないのだ。

「ダメね。あたしも、もうちょっと、日本の歴史とか、そういうことを学ばないと。でないと、着物というモノに負けてしまうわ。」

和代は、思わずそんなことを言った。もう、こんなやり方で着物を販売するのは実に嫌だと思った。

「いつか、必ず出直してきます。もうちょっと、着物の事を知ったうえで、また来ます。その時は、一枚でもいいから、買ってくださいね。」

「ええ、遠い将来にね。」

水穂さんはそんな事を言って笑っていた。和代は、必ず、着物というモノをもう少し知ってから、ここに来ようと決めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

悪質な商法を正す三本足のフェレット 増田朋美 @masubuchi4996

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る