NPC

・四道 録郎(しどう ろくろう)

 "クイックシルバー"のコードネームを持つUGNイリーガル。ブラックドッグ/ハヌマーンのクロスブリード。とある任務も兼ねてPC①の暫定的な身元引受人となり、阿双市支部長であるPC③の元へ同行している。


・洞 漂介(うろ ひょうすけ)

 "凍える時代(アイスエイジ)"のコードネームを持つ。サラマンダー/オルクスのクロスブリードで、氷の扱いに長けていた。PC①の元上司で、UGN備宝市支部長だった。

 FH関連施設への襲撃任務依頼、行方不明である。

>GM情報

変質したレネゲイドウィルス「Dロイス:対抗種(カウンターレネゲイド)」保持者。

3か月前の襲撃作戦において暴走した彼は、部下であり義弟でもあった津浪をその力で「殺して」しまう。オーヴァードをも殺すその力により正気を失った漂介はジャーム化。襲撃したFHのセルリーダー(オープニングフェイズ1の相手)を殺害しセルを掌握した。

不幸なことに、このFHセルにはレネゲイドウィルス研究者である"奇妙な琥珀(ストレンジアンバー)"春日天使が在籍していた。彼女の研究は「レネゲイドウィルスの移植による、特定のオーヴァードの"再現"」。それを知った彼は、津浪と、こちらも殺してしまったと思い込んだPC①を蘇らせようとした(彼の衝動は"飢餓"である)。

 つまり、津浪はすでに故人であり、その遺体から抽出したレネゲイドウィルスを移植されたのがガンマをはじめとした、本シナリオ登場のジャーム群である。、


・洞 津浪(うろ つなみ)

 "輝ける鉄槌(ゴルディオン・スマッシャー)"のコードネームを持つ、キュマイラ/エグザイルのクロスブリード。自身の腕を槌のように変化させて攻撃する。PC①の元同僚にして相棒。UNGチルドレンであり、形式上は洞支部長の義弟となっている。PC①の兄貴分であり、支部長である洞からも信頼厚いエージェント。

 FH関連施設への襲撃任務依頼、行方不明…だったが…

>GM情報

 すでに故人である。オープニングフェイズ1のFH襲撃作戦で、PC①脱出後に命を落としている。なお、当作戦の指揮官であった洞 漂介は自身の対抗種レネゲイドウィルスのせいで死んでしまったと思い込んでいるが、実はそうではない。

 彼の遺体は、FHの研究者である春日 天使が研究材料として分解しており、ウィルスの溶け込んだ培養液と化している。


・春日 天使(かすが てんし)

 琥珀色の瞳と色揃いの髪飾りをつけた、間延びしたしゃべり方が特徴のFHの女性研究者。"奇妙な琥珀(ストレンジアンバー)"のコードネームを持つ、ソラリス/ノイマンのクロスブリードである。「レネゲイドウィルスの移植による、特定のオーヴァードの"再現"」を研究テーマとしており、興味を引く対象があればどこのセルにも赴く。

 備宝支部の面々が襲撃したFHセルには、前セルリーダーが彼女の研究を「手早く強くなれる方法」と解釈して招聘していた。だが、レネゲイドウィルスを移植したところで確実に同じシンドロームやエフェクトを身に付けられる訳ではないため、彼の目論見は失敗していたといえる。

 なお、その姓の示す通り「あの一族」に連なる者である。

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ダブルクロス3rd 「a hollow voice -虚ろな声-」 沫茶じお @yagut0014

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