僕の考える女性キャラクター観です

主役級の登場人物として女性登場率が高い作品ってありますよね。


意見の衝突や、間接的な言い回しによる皮肉のこもった愚痴やマウント合戦などが少なく、仲良すぎるとか。


それらの描写に対する印象は、作者の手腕や作品のジャンル、作風によって名作にも迷作にもなると思いますが、僕の場合は作品で統一では無くイベントによって変えるようにしています。


人間関係の理想は心から仲良くできること。

だけど人間だって感情に起伏のある生き物ですし、

心に余裕が無い時は弱音を吐いたり他人と意見を衝突させてしまうこともありますから。


女性の内面上の設定で僕が考えること


百合


僕は百合作品に抵抗はありません。

僕の感覚では、少年漫画の男同士の友情と近いのかもしれません。

僕自身も1線を越えない範囲内での百合描写は、実際作中で描くことがあります。


ジャイアン女子


僕の作品には、仲の良い男性キャラクターに向かってたまにわざと男性的な返事で返してみたり、

男女問わず言い訳や嘘、ズルさを嫌い、

ときには男性キャラクターの女々しい姿勢にも臆することなく一喝する女性キャラクターも出てきます。


女性らしさが全てじゃなくて、

大切なのは私らしさ。

僕の周りだけでしょうか?

実際あなたの身近にもそういう価値観も持ち合わせている女性いませんか?



女性キャラクターの外見上の設定で

僕が考えること。


巨乳キャラ


ここでは、男性の都合を押し付けたようなご都合主義的な外見の巨乳キャラクターを指します。


作品の読者層やジャンルにもよると思います。


ジャンルや事前の注意書き等で読者層を制限しない作品として描く場合は特に注意で、

ご都合主義な展開ばかりでなく、当事者故の葛藤や世の中の偏見に対する苦悩などのエピソードも作中のどこかで忘れずに描いていきたいと思います。


痴女


痴女という言葉の一般的な定義には偏見が含まれていると思います。


性的な言動に対してコンプレックスには感じず堂々としている(ように一見みえる)キャラクターです。


僕は痴女をたんなるそのような性格で描写するのではなくて、

どうしてその女性がそのような考え方にいたってしまったのか?


過去のトラウマやコンプレックスなどをエピソードとして描こうと思っています。



ロリ

見た目が幼い女性キャラクターでは無く、

男性の都合を押し付けたような養女キャラクターがロリだと僕は解釈しています。


僕自身、作品のジャンルによっては使ってしまうことがあります。



まとめ


僕自身、読者からの共感という意味で考えてみてもまだまだ勉強不足です。


些細な描写の言い回しを推敲しながら見直してみたり、

本人のコンプレックスなどの苦悩を忘れずにどこかの場面で描写したり、

タグなどで作品の詳細ジャンルを絞ったり、

前もって注意書きしたり等工夫をして、

その作品を選んで読んでもらえた読者に、より共感してもらえる作品へともっと質を高めていきたいと思います。












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