いつもなら真っ直ぐ向かう家路を外れ

途中にあるコンビニへと立ち寄る

給料日を迎えたばかりの財布の紐は緩く

次々とカゴの中へ

パンパンになった袋を持って

浮き足立つ様な高揚感で表情が綻ぶ帰り道

家に帰れば品物を乱雑に並べ

プシュッと開けた缶ビールをゴクリっと一口

五臓六腑に染み渡るアルコール

引き立て役の肴が酒を進ませる

普段は見ないテレビ番組も

何だかとても面白いものだと感じさせ笑いを誘う

自由な時間がやってきた開放感

夜が更けても惜しむ様に余韻に浸り続けていた

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい