卵かけご飯

湯気を放つ盛られた白米

中心に小さな窪みを空ける


コンコンと軽快な響き

真っ白な殻がパカッと割れる音


濃い黄身の色が鮮度の良さを見せつける

醤油を少々絡めながら優しく溶かす


白米の隙間にじわじわと染み込んで

艶のある黄金色の姿へと変わっていく


一口、そっと箸で掬い上げると

黄金色の糸が伸びとろりと静かに落ちた







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る