焼き芋

落ちた葉を集め

三角な形を模した山にする


内部には沢山の銀色のホイル包み 

火種となる小枝や草木も山に混ぜ点火


火は火種を燃やしていき 

静かな灯火はパチパチと音を立て燃え上がっていく


煙を放ち火種を燃やし炭になった山

崩すと中から熱々になった包み


開封と共に甘い匂いが広がる

湯気を放ちながら黄金色の断面が姿を現す


ハフハフっと息を吐きながら

熱いながらも旨みを味わう


燃え残った落ち葉がカサカサと音を立て

甘い匂いを含んだ風に攫われ飛んで行った





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