白昼夢な旅〜⑭〜

ソファーに座り上を見上げる

真っ白な何も無い天井  


横の壁を見ると 

白い紙が画鋲で止められて飾られていた


真っ黒な人の様なもの

水色の涙がぽつぽつと目から落ちている


手には熊のぬいぐるみを持っていた


何処か懐かしさを感じさせると共に

同時に得体の知れない不気味も駆け巡る


次の扉が見当たらない

だからと言ってずっと此処に居る事も、、、


外の暗闇に星?の光が点々と現れている

側で見ようと窓に手を合わせた


突如、窓ガラスがパッと消え体が前方に傾き

星空の闇に放り出された








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