白昼夢な旅〜⑬〜

全てのパーツが散らばり 

説明書は見当たらない


一つのパーツを手に取ると

沢山ある中から迷う事無くコレだと手に取った


不思議な事に次々と組み合わせられる

まるで頭の中に既に完成図があるかの様に、、、


無心でパチンっとパーツを組み合わせはめ込む 

模型の形が出来上がっていく   


完成したそれは見覚えのある形状をした模型  

中央に大きな車輪、水車の様にカラカラと回る


暫くぼうっとしながら模型を眺めていたが

ふと外を見ると青空は真っ黒に様変わりしていた










 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る