白昼夢な旅〜④〜
鈍い音を立て扉が閉まる
次に映った景色は無機質な白い空間だった
白い壁•白い床、全てが白に染まっている
振り返れば寂れた扉は無い
またか、、、とやや気怠いながらも
次へと続く扉を探し歩き出す
コツコツと自分の足音だけが響く
まるで迷路の様な右に左に続く通路
白しか無い空間に少し不気味さを感じ始めた最中
真っ白だった世界の中に変化が現れた
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