百物語[100話目]

圧巻で悍(おぞま)しい並ぶ百の蝋燭(ろうそく)


背筋に伝うは恐怖の冷や汗


あるか無いかの与太話(よたばなし)の様な

語り部達が紡いでいく怪談話


逃げる恥に負け

逃れられない事に後悔する心根


九十八、、九十九、、、


挑(いど)む者達に待つ結末は、、、


不気味な笑いは人ならざる者の声か


禁忌の所業の成れの果てが迫り来る


最後の語り部がにやりと笑い

百本目の火を消す間際に述(の)べる


「さあ皆で百物語の真髄(しんずい)を味わおう」





















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