【十月 月見稲荷神社にて】

 10月は旧暦で「神無月かんなづき」と言う。


 理由は単純だ。全国の八百万やおろずの神々が、島根県にある出雲大社へ会合に出かけてしまうからである。島根県以外では、神の居ない月となる為、「神無月」というのだ。(ちなみに島根県は逆に「神有月」という)年に一度、出雲大社に集まった神たちは、会合で人の運命やえにしを決定する。


 そう……この会合は、とても重要なものなのだ。





「コン!ツネ!私はそろそろ出かけるからね!」

 月見稲荷神社つきみいなりじんじじゃにて、大声で叫んでいるのは、この神社の守り神であるお稲荷様。長い銀髪を後ろで束ねて、慌ただしく出雲へ出発する準備をしていた。


「まったく……神迎えは10日ですよ。まだまだ日はあるじゃないですか」

 二足歩行の小さな狐が一匹、お稲荷様の傍にやって来て呟いた。


「コン……ここから出雲までの距離を考えろ。そろそろ出発しないと間に合わない」

「えー……新幹線なら4時間くらいですよ」

「コン。ウチみたいなさびれた神社に、そんなお金があると思うか?」

「え?じゃあ、どうやって行くんですか?」

「ふふふ……あれさ!」

 お稲荷様が指さした方向には、おんぼろのママチャリがあった。


「え……まさか……」

「そうさ!これで出雲まで行ってくる!」

 コンと呼ばれた狐は正気かよ、こいつ……という目で、お稲荷様を見つめた。そこにもう一匹、コンよりも尻尾の長い狐がやって来る。


「お稲荷様!お土産よろしくお願いします!あの……あの……出雲そばってのが、香り高く風味豊か、のどごし最高って聞いていて」

「ツネ!あんたはいつも食べることばかり!」

「だって~~」

 ツネと呼ばれた狐は、しょんぼりと項垂うなだれながら言葉を続けた。


「確かに僕らは、お稲荷様に仕える神使しんしなので食べなくても生きてはいけますけど、やっぱり美味しいもの食べたいです……」

「ツネ……気持ちは痛いほど分かるよ」

 コンはツネの背中をポンポンと叩いた。


「ひもじいですぅ……お稲荷様」

「ですぅ」

 コンとツネが同時にお稲荷様を見つめる。


「ああ!もう!分かったよ!出雲そばだね?買ってきてやるよ!」

「「やったあ!」」

 コンとツネは小躍りしながら、お稲荷様の周りを回る。


「じゃあ、行ってくるからお留守番頼んだよ。まあ、こんな神社に正月以外で参拝に来るような人間は居ないと思うけど」

「はい!お稲荷様、気を付けて行ってきてくださいね」

 コンが笑顔でお辞儀をした。ツネはどうやら出雲そばの想像をしているようで、心ここにあらず、といった様子だ。


「やれやれ。何もないといいけど」

 お稲荷様は溜息をきながら、おんぼろのママチャリを漕ぎ始めた。




「なあ、コン。お稲荷様が居ない間、何をすればいいの?」

「そうだな。いつも通り、境内けいだいの掃除とかじゃない?」

「そうかあ」

 ツネはボーっとしながら、境内を見つめた。


「ねえ、お稲荷様も居ないんだし、たまにはサボってもいいと思わない?」

「ダメだよ、ツネ!ただでさえ、この月見稲荷神社には参拝客が少ないんだ。綺麗にしないと増々、参拝客が減っちゃうじゃないか」

「でもさー。ここ数か月で来てくれたのは、駄菓子屋の珠江たまえおばあちゃんと田中のお爺ちゃんだけだよ?」

「ダメだ!ほら!はやくほうきを持てよ!」

「ちぇ」

 ツネは渋々といった感じで、人間に化けた。


「わかったよ。じゃあ、掃除するか」

「僕も!」

 コンも人間に化けて、箒を持つ。


 すると、タンタンと境内に続く石の階段を誰かが昇って来る音がした。二匹は慌てて玉垣たまかき……外界と神域とを区切ってる垣の裏に隠れる。


 境内に入って来たのは10代前半の男の子だった。恐らく小学生だろう。少しふくよかな体型に、優しい顔つき。利発そうな子だな、と二匹は思った。


 階段を登り切って、少し疲れたようだ。ふぅーと深呼吸をした後、男の子は真剣な目をして本殿に近づいて行った。


「なあ、コン。あの子何するつもりかな?」

「う~ん。変なオーラは感じない。ちょっと近くに行ってみよう」

「そうだね」

 コンとツネは狐の姿に戻って、本殿の裏手に回った。


「あの子、なんかブツブツ言ってるぞ?聞こえるか、コン」

「う~~ん。ちょっと聞こえにくいな」

 二匹が裏手から、男の子の様子をうかがっていると、男の子はお賽銭箱の上にある鈴を鳴らし始めた。


「え?まさか、お賽銭くれるのか?」

「みたいだね!もっと近づこう!」

 二匹は足音を忍ばせて、男の子の近くへ移動した。


「神様!僕は磯部いそべ達郎たつろうと言います!どうか僕の願いを叶えてください!」

 そう言って、磯部達郎と名乗った男の子は何度も鈴を鳴らした。「二礼二拍手一礼」といったマナーを知らないようだ。けれど、必死さは伝わってくる。


「来週、運動会があるんです!僕は足が遅くて、いつも皆に馬鹿にされてます!今度の運動会で、どうしても一等賞が取りたいんです!お願いします!」

 磯部達郎は大きな声で言った後、背負っていた鞄から貯金箱を取り出した。


「これ、お手伝いしてお母さんから貰ったお金とか、お年玉を貯めたものです!これ、全部あげるから、お願いします!」

 そう言って、言葉通りに磯部達郎は貯金箱の中身を全て賽銭箱に入れた。ジャラジャラと大量の小銭が賽銭箱に落ちる音がする。


「え?まさかあれ、全部お賽銭箱に入れたのか?」

 ツネが疑問を口にすると同時に、磯部達郎は大きくお辞儀をした。


「神様!どうかお願いします!」

 それだけ言って、クルっときびすを返すと、磯部達郎は走って月見稲荷神社を去って行った。


「おい……コン。幾ら入ってるか見てみようよ!」

「ダメだよ、ツネ!お賽銭箱の中身は月見稲荷神社の……つまりはお稲荷様のものなんだよ?」

「いいじゃないか。今は10月。神無月。神様は居ないんだし」

「もー!」

 コンとツネはお賽銭箱の中身を見た。大量の小銭と数枚のお札が見える。


「……これ、全部あの子が入れたんだよね?」

「そうだよ……」

 ゴクリ、と二匹は喉を鳴らした。


「か、数えてみようよ」

「う、うん」

 ツネの提案を、コンは拒まなかった。始めて見る多額のお金に、興味が湧いたのだ。


「1,2,3,4……お札が四枚。あと小銭が……」

 丁寧にコンはお賽銭の中身を確認した。


「5038円だ……」

「ええ!?それって油揚げ何枚買えるの?」

「近くのスーパーだと66円だったから……えーと76枚!」

「76枚!?」

 ツネはあまりの衝撃に気を失いそうになった。


「で、でもこれはお賽銭だから」

 そんな事を言いながら、コンは油揚げの事が頭によぎっているのだろう。よだれが今にも地面に落ちそうだ。


「ね、ねえコン。僕らで、あの子の願いを叶えてあげない?」

「え……どうしたんだよ、急に」

「そ、そしたらこのお金、僕らのってことじゃん!」

「ツネ!ダメだよ!」

「そんなこと言って~~~!コン、涎塗よだれまみれだよ?」

「う……ううぅ」

 コンは困ってしまって、頭を抱えた。


「コン!お稲荷様は11月にならないと帰ってこない。運動会は来週って言ってたろ?このままだと、あの子の願いは叶わない」

「そ、そうだけどさー」

「でしょ?だからさ……」

「う、う~ん」

 もう少しだ、とツネは思った。


「あー、じゃあいいよ。僕一人でやる!そして、油揚げは僕が全部貰うからね!」

「ズルいぞツネ!僕だって油揚げが食べたい!」

「それなら協力するか?」

「わ、分かったよ!」

 コンは渋々と言った感じで首を縦に振った。



「でさ、どうやってあの子の足を速くする?」

 ツネが首をかしげながら、コンに聞いた。


「う~ん。さすがに僕らの呪力ちからを使って足を速くする訳にはいかないしね」

「でしょ?」

「そうだなあ……とりあえず、達郎だっけ?あの子に会ってみよう」

「え?会うの?」

「そうしないと、どのくらいの足の速さなのかも分からないからさー」

「そりゃそうか」

 コンに言われて、ツネは納得したようだ。


「じゃあ、人間に化けて達郎の家に行ってみようか」

「コン、あの子の家、知ってるの?」

「知らないけど、僕の呪力ちからを使えばぐに分かるから」

「さすが、コン!」

「へへへ」

 コンとツネはクルリと身体を回転させて、人間に変身した。


「えーと、この小銭を使って……」

 コンは、磯部達郎がお賽銭箱に入れた小銭を手の平に乗せてから、数回、さすった。


「ほら、出てきたよ!」

 小銭から紫色の煙が、ゆらりと立ち上る。


「この煙の方向に達郎の家がある筈さ!」

「コン!やっぱり君は凄いね!」

「へへへ」

 二匹は煙の後を追った。


「ここだ」

 煙が一軒の家の中へ入っていく。それを見てコンは言った。


「さて、どうする?」

「んー。先ずは達郎と仲良くならないとね」

「そうだね」

 二匹が相談していると、家から達郎が出てきた。達郎は、いってきます!と大きな声で母親らしい女の人に言った後、元気よく何処かへ向かって歩き始める。


「つけよう」

「うん」

 二匹は達郎から距離を取りつつ後をつけた。


「あ!あそこに入って行くみたいだぞ」

 ツネが指さした先には、総合公園があった。


「ここで練習するつもりだろうね」

「だね」

 二匹は達郎が入っていった総合公園の中へと移動した。


 入って、直ぐに目に入ってきたのは、大きなグラウンド。そこには準備運動をする達郎の姿があった。


「よし、話し掛けよう!」

 コンはゆっくりと達郎の方へと歩を進めた。ツネもそれに続く。


「ねえ、君、何してるの?」

 コンは出来るだけ怪しまれないように、優しい口調で達郎に言った。達郎は、キョトンといた目で二匹に目線をやってから微笑んだ。


「今度、運動会があるんだけど、それの練習だよ」

「へー!君、足は速いの?」

 ツネが少し高い声で聞いた。


「いや……逆だよ。凄く足が遅いんだ。だから練習しないと」

「そうなのか!僕たち、手伝おうか?」

 コンが提案する。その言葉を聞いて、達郎の顔が明るくなった。


「いいの?」

「うん!僕ら走るの得意なんだ」

 二匹は胸を張って達郎に言った。達郎は嬉しそうに二匹に握手を求める。


 話を詳しく聞いてみると、達郎は小学5年生。徒競走で一等賞を取ったことはなく、いつも皆に馬鹿にされているようだ。しかし最近、気になる女の子が出来て、その子に格好いいところを見せたくて、特訓することにしたのだという。


「よし!じゃあ、一度走ってみて」

「う、うん……」

 50メートル。小学5年生の平均タイムは8.6~10.0秒。


「いくよ!よーい、どん!」

 ツネの合図で達郎は走り始めた。ドタドタとした音を上げて、50メートルを走り抜ける。タイムは測っていないが、確かに遅い。二匹は心の中で、一等賞を取らせるのはかなり難しいぞ、と思った。


 ぜいぜい、と息を荒げながら達郎が戻ってくる。そして二匹を見つめて、自信なさげに言った。


「ど、どう?」

「全然、ダメだ」

 コンが優しくアドバイスをしようとした瞬間、ツネがストレートに言った。


「そ、そうだよね……」

 達郎はしょげかえって、うつむいてしまう。それを見て、コンは小声でツネに言った。


「おい、ツネ!きつく言いすぎだよ!」

「いいんだよ、コン。ここからさ」

 ツネはコンに返事をした後、明るい笑顔で達郎の背中を叩いた。


「おい、達郎!ここまで足が遅いなら、特訓すれば直ぐに速くなる!僕らが教えるから、今から特訓しよう!」

 ツネの言葉に達郎の顔は一気に明るくなった。




「コツなんだけど、もっと腕を大きく振るのを意識した方がいいよ」

「腕かあ」

「あとスタートは前傾姿勢にすると、スピードが乗るから、それも意識して」

「分かった!」

 ツネのアドバイスを受けて、達郎は練習を始めた。それを二匹は見守る。


 何度も何度も繰り返して、段々とタイムが縮まってきた。


「達郎!いい感じだぞ!」

「ほんと?」

「ああ、大分良くなった!」

「ありがとう。あ、もうこんな時間か」

 公園内の時計を見ると17:00を回るところだった。空も少し紅く染まってきている。


「そろそろ帰るよ」

「OK。明日も来れる?」

「うん!」

 達郎は、にこやかに笑って公園を後にした。


「さて、僕らも帰るか」

「そうだね」

 二匹は神社に向かって歩き始めた。帰りながら、達郎へのアドバイスを考える。どうすれば、達郎に一等賞を取らせてあげることが出来るのだろうか。確かに足は速くなってきた。けれど、まだまだ平均以下。いっそ自分たちの呪力ちからを使おうかとも考えたが、それはルール違反だ。バレたら神使としての資格を失いかねない。


「う~ん。兎に角、最後までやるしかないな」

「だね~。コン、一緒に頑張ろう!」



 運動会前日まで特訓は続いた。


「二人とも最後までありがとう。明日、頑張る!」

「うん!達郎なら出来る!」

 ツネは励ましながらも不安そうだ。実際、達郎のタイムは思っていたよりも縮まらなかった。達郎が公園を出た後、二匹は相談を始める。


「なあ……もう呪力ちからを使うしかなくない?」

「……それは僕も思ってた。明日、運動会を見に行こう」

「そうだね……」

「あー!バレたらお稲荷様に殺されちゃうかも~~~」

 コンは頭を抱えながら、うずくまった。




 運動会当日。




 二匹は大人に化けて、運動会を見に小学校を訪れた。もう運動会は始まっていて、色々なプログラムが行われている。受付で貰ったパンフレットを見ると、徒競走は最後の方にするようだ。


 様々な競技で達郎を見掛けたが、お世辞にも活躍しているとは言えない。運動神経が良くないのが分かる。


「あー。こりゃ呪力ちからを使う準備しとかないとな」

「そうかも。対戦相手の足を遅くするか」

 二匹は目を合わせて頷いた。


 いよいよ徒競走が行われる事となった。赤組頑張れ!とか○○くんファイト!という声援が聞こえる。大盛り上がりだ。会場のボルテージがどんどん上がっていくのを、二匹は感じた。


 達郎が運動場に現れるのを見て、何故か二匹は緊張した。当の達郎は意外にも平然とした顔で、準備運動をしている。ストレッチを終えて、達郎は視線をゴールの方にやった。目を細める。顔つきが締まって、雰囲気が変わった。


「なあ、コン。やっぱり」

「うん。呪力ちからを使うのは止めよう」

「うん」

 二匹は達郎を見守ることにした。


 徒競走が始まった。


 5人一組で走るようだ。どの子も徒競走に選ばれただけあって、速い。殆どの子が平均タイムを上回っている。


 達郎の番が来た。


 ふぅー、と大きく深呼吸をして、達郎がスタート位置に立つ。前傾姿勢。アドバイス通りだ。


 パン、と空砲が鳴って全員が走り始めた。達郎は上手くスタートを切ることが出来て、前方集団に入る。いけるかも知れない。そう思っていたが、段々と後続に追いつかれ始めた。


 それでも達郎は諦めようとしない。ゴールの向こう側に視線をやりながら、大きく腕を振る。必死で走って、一人を追い抜かした。あと一人。あと一人抜かせば、一等賞だ!しかし、達郎の前を走っている子は、どんどんスピードを上げていく。


 結果、達郎は一等賞を取ることが出来なかった。


 二匹は、ああ……と溜息をいて、顔を地面に向けた。


 達郎は二着でゴール。その顔は、とても晴れやかだった。自分の力を出し切ったことが嬉しそうだ。


 そんな達郎の元に、一人の女の子がやって来てハイタッチを求めてきた。達郎は照れ臭そうにしながらも、女の子の手に自分の手を勢いよく当てる。どうやら、あの子が意中の子のようだ。そんな達郎を見て、二匹は笑った。終わり良ければ総て良し。





 運動会が終わって、神社に帰り、境内の掃除をしていると、階段を上って来る誰かの足音がした。二匹は本殿の裏に隠れて、誰だろう?と神社の入り口を見つめる。やって来たのは達郎だった。


 本殿の前に歩を進めて、達郎は丁寧にお辞儀をした。


「神様!一等賞は取れなかったけれど、いい結果が出ました!ありがとうございます!今度、お礼に稲荷寿司を持ってきます!」

 稲荷寿司だって!?二匹は涎塗れになりながら、達郎を見つめた。


「また来ます!本当にありがとうございました!」

 そう言って、達郎は帰って行った。


「ねえ、コン!稲荷寿司だって!」

「うわあ!どうしよう!」

「楽しみだね!」

「うんうん!あ、そろそろ油揚げ買いに行こうよ!」

 二匹は足取り軽く、近くのスーパーを目指して歩き始めた。そして、スーパーで油揚げやらお菓子を買って、袋に詰める。ルンルン、と鼻歌を歌いながら、帰路についた。


 すると、そこに一台の自転車がやってくる。お稲荷様だ。


「おや?コン、ツネ。何をしてるんだい?」

「わわわわ!お稲荷様!出雲に居る筈じゃ?」

「私の会合は直ぐに終わってね。お前たちに早く、出雲そばを食べさせてやりたかったから……ん?」

 お稲荷様は二匹の様子がおかしい事に気付いた。


「おい、コン、ツネ。あんたら何故、ビニール袋なんて持ってるんだい?」

「え、えーと」

「ちょっと見せてみな!」

「わー!やめてください、お稲荷様!」

 中から出てくる大量の油揚げとお菓子。


「コン……ツネ……」

 ピキピキと怒りでお稲荷様の頭の血管が切れる音がした。このままではお稲荷様の拳骨げんこつが飛んでくる。


「うわーん!油揚げ、食べたかったよー!」

 泣きながら一斉に逃げ出す二匹。追いかけるお稲荷様。


 10月。神無月。月見稲荷神社にて。

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