良かった！
勇者さんも吸血鬼さんも平和になった世の中でがっつり幸せになってほしい！
これは続きを勝手に妄想していくらでもニヤニヤできるやつです
(異世界なので、こちら側の常識とは価値観が違うのでしょうが)怪物や魔王軍にいそうって言ったら定番で出てくる吸血鬼が店を開くことができて、そこに食料ともなり得る人間が客として訪れる状況っていうのが平和や信頼のうえに成り立っているんだなって
勇者の額の傷を治すということも彼女たちの恋愛だけでなく誰かがもう怪我を負いながら戦わなきゃならない状況の終焉も象徴してる気がしました
ものすごい作家さん見つけちゃったな……

なんて粋なドラキュラ…！！素敵でした。
『いい人過ぎない』ところが人間味（ドラキュラ味？）があって面白かったです。

いくつか読ませて頂きました。その中でもこの作品が一番気に入りましたので感想を書かせていただきます。
カナタの主人公に対する優しさもさることながら、他人の好意を裏切って薬を用意するドラキュラらしさが垣間見えていて、キャラ作りがしっかりしているなと思いました。
短編小説なのが勿体ない、続きが気になります。