最近、聖女の仕事がなくなって来ましてね
このお話は聖女が魔物を退治して全国行脚をする水○黄門みたいな小説になるかと思ってましたが、魔物の発生の原因突き止め、また、浄化設備ができると、魔物がどんどんと減っきていました。
そすると、私の聖女としてのお仕事はどんどんと減ってきました。
思いの外早くこの小説は終わってしまうかもしれません。
最近の仕事は、日曜日に近隣の教会で子供に歌を教えるくらいです。
ということで、オルガンを練習してる聖女ですこんばんわ。
最初のうちは、貴族のみなさんも「ははー」って畏まっていましたけど、最近は
「聖女は殆ど仕事をしていない。そんな経費は無駄ではなかったのか」
なんていう人も出てきました。
神官様が頭から湯気出して怒っていらっしゃいました。
「聖女様の素晴らしい見識と洞察力で魔物の本体を突き止め、魔物を減らすのに成功したというのに」
ということで、私は毎日学校に行ってます。
学園では、王子様の失脚の影響で、エリ様の立場がメッチャ悪くなってます。
エリ様は今までは王子様の七光で、取り巻きが沢山いたんですけど、今は仲良しが2人ほど。
でも、その2人の方と楽しく食事してるのを見るとなんかとりまきがいなくなってスッキリしているみたい
実は、王様はエリ様を大変気に入ってらして、それで、第2王子の婚約者にしようと思ってるんですけど、エリ様は王子様があんな事になったんと、第2王子はまだ10歳ですので、自分より5歳の年上のオネーサンを婚約者というのはハードルが高いだろうって事で、話はぜんぜん進んでいません
歴史を見たら奥様が5歳年上とかいう貴族の夫婦はなんぼでも出てきますし、他国でも女王様が王様より5歳くらい年上というのはありますから、別に変な話じゃないんですよね。
ただ、10歳というのはおまわりさんこっちです案件だと言うことで。
私は、エリ様を第2王子の教育かかりということにして、第2王子が15歳になったら婚約→結婚という事にしたらいいと思ってます。
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