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2020年2月25日 11:52
婭麟でございます。仏門に入って、恨みなどを捨てやる……因縁深い三人が御仏に仕えているなんて……そして許し許され……西行さんが言う通り、時の力なんでしょうけども、感慨深いものがあります……それに比べて頼朝、義経……考えてみたら虚しい時代ですね?
作者からの返信
いつも本当にありがとうございます。頼朝と義経は兄弟とは言っても、現代の兄弟のような感覚で考えてはいけません。あのころは、父も母も同じ兄弟だけが、現代の「兄弟」と同じだったのです。頼朝とよしつけは当然のこと母は違いますし、実は富士川の戦いの陣中が初対面、つまり大人になってから初めて会ったのですね。ちょっと前の時代でも、藤原氏はだいたい兄弟で政権を争いました。ほとんどどの代でもです。母の違う兄弟は最大の政敵だったのです。逆にそれが異性の場合、母の違う兄妹、つまりあの「小野の妹」の話を思い出してください。さて、「それぞれの秋」も次でいよいよ最終回です。
婭麟でございます。
仏門に入って、恨みなどを捨てやる……
因縁深い三人が御仏に仕えているなんて……
そして許し許され……
西行さんが言う通り、時の力なんでしょうけども、感慨深いものがあります……
それに比べて頼朝、義経……考えてみたら虚しい時代ですね?
作者からの返信
いつも本当にありがとうございます。
頼朝と義経は兄弟とは言っても、現代の兄弟のような感覚で考えてはいけません。
あのころは、父も母も同じ兄弟だけが、現代の「兄弟」と同じだったのです。
頼朝とよしつけは当然のこと母は違いますし、実は富士川の戦いの陣中が初対面、つまり大人になってから初めて会ったのですね。
ちょっと前の時代でも、藤原氏はだいたい兄弟で政権を争いました。ほとんどどの代でもです。
母の違う兄弟は最大の政敵だったのです。
逆にそれが異性の場合、母の違う兄妹、つまりあの「小野の妹」の話を思い出してください。
さて、「それぞれの秋」も次でいよいよ最終回です。