第8話 ちーちゃんがよくわからない

「俺、君と付き合う気はないよ?」


ちーちゃんに言った。

ちーちゃんはずっとニコニコしている。

表情は変わらない。


「そうですか。ゆーくんあんまり女の子に興味さそうだしね!」


ニコニコしている。

さも当然かのように。

付き合いたいわけではないのか?


「俺とどうなりたいの?」


「ゆーくんになにしてほしいとかは特にないんだよね!」


いったん言葉を区切るちーちゃん。


「ただ、ゆーくんを四六時中感じていたいだけ。結果的に付き合えたりしたら嬉しいけど、相互で何かをしたいわけではないんだ。私が一方的に満たされたいの」


同じ言語を話しているのだろうか。

意味が分からないし、笑えない。


まあいっか。

何かを求めているのでなければ。


「そっか。俺に何かを求めてるわけじゃないならいいや。俺の交友関係を破壊する気もなさそうだし。ほかの人にばれないように後を着けてね。ちーちゃんちょっとホラー気味だから」


「えっ、怖かった?ごめんね。ほかの人がいるときはばれないようにするよ!ゆーくんには鋭いからばれちゃうかもだけど」


そういうことか?

そういうことでいいか。

俺の日常は何も変わらない。

ただ後ろを歩く女が増えただけ。


「とりあえず今日は家まで送るよ。あんまり遅くまで夜出てたら危ないからね」


「いいのっ!?嬉しい!ゆーくんと一緒だ!」


どういう精神構造をしているのだろう。

さっきの女子は誰だ、くらい聞いてくるかなって思ったりしたけど。

俺に何も聴いてこない。


一緒に歩き出す。

少し気になって自分から聴いてしまった。


「さっきの女の子誰?とか聞かれると思った」


「えっ、?狭山恵さんでしょ?」


んー。なんで知ってるんだこいつ。


「あぁ、もしかして知り合いだった?」


「ううん、全然。SNS検索してたらわかっただけ」


あーうん。そっか。

俺もそういう知られ方してたわ。

情報収集能力がお凄いようであっぱれですね。


「ねぇ、ちーちゃん。明日の朝もうちくるの?」


「うん!行くよ!」


「だったらなんだけどさ。明日は7時45分くらいに出るからそれくらいに来なよ」


「えっ?」


「ちーちゃんのことだからどうせめちゃくちゃ朝早く来て待ってたりしたんでしょ?だから先に時間伝えておけば俺がいつ出るかがわからないから早く出なきゃみたいなことなくせるよね?合理的だよね」


にかっ!

ちーちゃんの顔がぱっと輝いたようだ。


「やっぱり。ゆーくんは優しいね。ますます好きになっちゃうよ」


「そっか。付き合わないけどね」


「わかってるよ。大丈夫」


本当かなー






___

すいません!!途中で力尽きて寝てしまいました!!

気が付いたら

「あれ……やべっ!11時じゃん!」

みたいな感じでした!!


読んでいただきありがとうございます!!

頑張った私にお星さまをください!!←

コメント書いてくれてもいいんですよ!!←


正直な話。レスポンスがあったほうが展開どうしようかなって決めやすいっていう裏事情が……


今のところ結末(反応良ければ一部完にして二部でまた違った展開にって考えたりしてますが)

は考えてますが、結末に行くまでどれだけ引っ張るかなどは未定です!!


なので私を助けると思って!!読者さんお願いします!!

レスポンスによっては結末も変わるかもです!!

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