第6話 けーちゃんとちーちゃん

ポッキーゲームをしたら放心してしまったけーちゃん。

それを放置して天然水を飲む俺。


買ってきたおにぎりを食べる。

もぐもぐ、もぐもぐ

上手いなツナマヨおにぎり。この甘い感じのマヨネーズがたまらん。

コンビニってすげーな。


くだらないことを考えながらけーちゃんを観察。

口に手を当て顔は真っ赤。

まぁいつもとそこまで変わらんか。


野菜も買ったんだよね。

これで悪い食生活リセットだぜい!

あほくさ。


むしゃむしゃ、むしゃむしゃ

けーちゃん長くない?

放心しすぎじゃない?

ポッキーゲームしたいならねぇ?

最終的にまうすとぅーまうすになるってわかるじゃん。


「……はっ!」


「おはよう」


起きたらしい。

白雪姫はキスすると起きるのに

けーちゃんは意識とばしちゃうんだもん。

ちなみに厳密に日本語訳すると雪白姫らしいね。

ごめん。どうでもいいか。


「好き///」


「そっか。俺もけーちゃんのこと好きだけど付き合わないよ」


とろんとした目で、赤らんだ顔で、そんなことを言ってくるけーちゃん。

そんな顔してもダメ。

束縛されるの嫌いなの。

自由が好きなの。

のーふりーのーらいふ!

略してノフノラ!ってね。


「むぅー!むぅー!」


むぅーむぅー言わないの。

俺がこんななの知ってるでしょ。

相手にするの面倒になってきた。


後ろに回って抱っこ。

そのまま胡坐かいて乗せると。


「きゃっ!!……ぁぅ///」


ちょろい。

管理しやすくて好きだわー。

成長してもこのちょろさを維持してくれ


珍しくスマホでもいじる。

俺はSNSをやっていない。

やっていたら、ねぇ交換しよ!って言われかねない。

面倒だ。やってられん。


メールもPCでやってるから、電話にしか基本使わん。

……ガラケーでもいいかもな。


そんなことを思いながら。時間を潰す。

今19時超えたあたりだから、そろそろ帰ってるだろう多分。


じゃあけーちゃん家に帰るよ。

えっやだって?

じゃあおんぶしてあげるから。

お姫様だっこ?

いいよ。じゃあ帰ろうか。


鍵出せないから持って。

靴はビニール入れるよ?

じゃあいくよ。


よっと。

ガチャ

鍵閉めてー。

ガチャ

よし、よくできました。いい子いい子。


あーまだいましたねー。

ちーちゃんをチラ見しつつけーちゃんを連れて歩く。

ちーちゃんも歩く。少し止まってみる。ちーちゃんも止まる。

また歩く。ちーちゃんも歩く。


うんホラーですね。

けーちゃんが俺の顔しか見てないから気づいてないのが幸いか?


もうこれけーちゃん送ったら声かけられるよな。きっと。

もう腹くくるかー。


……また写メ取ってるよ

スマホの容量が大きいんですかね<現実逃避




____

明日(というか今日ですが)は帰宅するのが23時30分を超えてしまいそうなので

当日中には投稿間に合わなそうな気が……

20分じゃさすがに書きあがる気がしないしなぁって今悩んでます。


読んでくださりありがとうございます!

私は褒められると木に登ってしまうタイプです。

褒めてください!!←

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