第5話 けーちゃんをおうちにご招待!

「いらっしゃいませ、けーちゃん」


「……ぉ邪魔します///」


けーちゃんを俺の家に連れてきた。

ちーちゃんはずっとついてきている。今も家の近くにいる。

面倒だな。けーちゃんを何時間家に居させればいいかな。


「けーちゃん、家の中でキックするのはやめてね」


コクッ


けーちゃん静かすぎんよ。

借りてきた猫みたいにおとなしくしちゃって。

いつもの元気はどうしたおい。


「けーちゃん。あのさ、今日家に呼んだ理由なんだけど」


「なっ///なっ、なんか理由があるのっ!?」


勘違いしてやがる。

別に告白なんかしないし。手を出したりもしない。


「今日一緒に登校した女の子で吉見千鶴って憶えてる?」


「えっ?お、憶えてるけど」


「着けられてんだよね」


空気が止まった気がした。

けーちゃんの中できっと感情の整理がつかないのだろう。


「えっ……ほんとに?」


「もしかしたら、ドアスコープのぞいたら見えるかも」


「怖ッ!えっうそでしょ!止めてよ、私ホラーとか苦手なんだから!」


リアルホラーだからなー。怖いよなー。


「だから、けーちゃん連れてきた用事自体は特にないんだよね。

一緒に家に行ったら相手あきらめるかなって。ごめんね」


「そっか……」


けーちゃんに悪いことしたかな?

なんか期待してたみたいな空気だったし?

しゃあないか。


「お詫びに、今この場でできることならなんでも言うこと聞くよ。

後に残るようなのはだめね」


「……なんでもいいの?」


「いいよ。骨折させるとかは止めてね」


「しないわよっ!!私を何だと思ってるの!?」


はいきっくうぅーまん!

なんて言ったらハイキック飛んできちゃうから言わない。

けーちゃんがなにか思いつくまで黙ってよう。


買ってきた天然水をコンビニの袋から取り出す。

お菓子もこの際全部テーブルに出した。


「……ねぇ、ほんとになんでもいいの?///]


なんかすごいこと言いそうだなこいつ。

まあ悪いなって思ってるしよっぽどじゃなければ受け入れるか。


「いいよ」


「…………じゃあそれ」


けーちゃんはテーブルの上を指さす。

ぽっきー?

ポッキーゲームか!

まあ、それくらいなら。


ビリビリッ

袋からポッキーを取り出す。

あむ

チョコじゃないほうを口に含む。


「は、はやい///はやいって///心の準備が」


けーちゃんの手を握る。

チョコのほうをけーちゃんの口に運ぶ。

なんかアダルトチックだな。


サクサクサクサク


「んぅっ!?///」


サクサク



ちゅっ








___

やばいですね。

書き始めた時間が22:12です。

少し帰ってくるのが遅かったです。


読んでいただきありがとうございます!

読んでくださる方が増えてました!

めちゃくちゃうれしいです!!


タイピングの練習にもなるし、

頭の運動にもなるし。

それで皆様のお暇も潰せたら最高ですね!!

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