大人はいつも祈っているへの応援コメント
とても慎重に選びとられたであろう言葉の数々に託された先生の想いが心に迫り、先生がいったいどのような教師生活を経て、どんな生徒たちと出会い、共に過ごしていく中で、いかほどのもどかしさや、歯痒さと向き合い続けて、この手紙を綴ったのだろうと思いを馳せずにはいられませんでした。
「先生」だからといって全能でも、万能でもない。このことを心に留めた上で、なお、目の前の生徒たちのことを案じ、真摯に向き合ってくださっている先生の姿が手紙を通して浮かび上がりました。
こういう手紙は言葉のお守りとなって、受け取った人の心の中でずっと共にあり続けていくのだと思うんです。
素敵な作品を、手紙を、ありがとうございます。
上手く言い表すことができず、長々としたコメントを失礼いたしました><
作者からの返信
>紫月冴星さん コメントありがとうございます。
手紙に綴られた言葉の奥にある心情を丁寧にすくいとってくださり感謝です。
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小林先生の手紙を素直に読みました。学生のころにはわからなかったかもしれません。
ちょうど深く理解していても相手を助けることはできない、とふと考えていたので、心に入ってきました。
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そう、大人になってわかりますよね、先生も発展途上の人たちだったんだって。
そして、先生が、どんな風に生徒を見ていたのか、先生がどういう意味で言っていたのか、少しわかりそうな気がします。
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ステキな先生に出会えてうらやましいです。
恩師なんて言葉がぴったりですね。
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読み終えたあと、ヨルシカというアーティストさんの「ヒッチコック」という曲を思い浮かべて、学生時代のことを思い出しました。
学生の時分、どう生きたらいいのか、今後の人生全てに通用するような答えを求めていたような気がします。そんなの、あるわけはないのですが。
本作の先生も、様々な生徒と出会い、その度に正解のない疑問をぶつけられて、もどかしさを感じてきたのだろう、と。それでも真摯にできる限り応えたいという気持ちが、慎重な言葉選びで綴られた文面から読み取れました。
素晴らしい、手紙でした。
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初めまして、だと思うのですが。蜜柑桜と申します。
私にも大事な師がいました。何人もいました。彼ら、彼女らがくれた言葉は、その時分からずにいても、時を経て思い出して、泣きたくなるほどに染み入ります。
そんなことを思い出し、しみじみと読ませていただきました。
「私」が手紙を開け、閉じるような様子が、お話の3部構成で伝わるようでした。
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小林先生がつづった手紙の描写は、真に迫り、まるで三つ折りの紙を手に持っているかのような、臨場感がありました。できることなら全員に、それが叶わないなら、たったひとりにでも、と、先生の祈りが伝わってきました。
三つの編の文章量を大きく変えているあたり、ななくさつゆりさんは構成がとても上手ですね。
作者からの返信
>このはりとさん
ありがとうございます。先生の想いを拾ってくださったのであればこれほど嬉しいことはありません
構成については、もともと中段の手紙の内容が最初にあって、そこを書きたいと思ってはじまった短編ですので、そこが主文となるように他を組んでみようと思った次第です。そこまで読み解いて頂いてとても嬉しく思います
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こんにちは★ 先日はフォローありがとうございました!
私も、子供を育てているのですが、養育者であり教育者でもある、自分の立場と重ねてしまいました。 教育って自分の考えを押し付けがちな時もある私ですが、そうなりがちな事もあるのですが、この先生のように、子供を信じ、幸せになれるよう祈りを向けれる親になりたいと思っています。
作者からの返信
>夏戸さん
ありがとうございます。子を育てながら小説を書かれているとのこと。本当に尊敬です
お読みいただき、こうして読み入っていただけること、ありがたい限りです
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良い先生。素敵な大人ですね。
残念ながら私は、あまり学校が好きではなかったので、このような手紙をいただいたことはありません。でも、私や知り合いの子供達に、小林先生のような方と知り合えるチャンスがあればと思います。
ちょっと私では力不足ですが、こんな言葉を贈れる人が羨ましいです。
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すごくよく分かります。私も、とある恩師の言葉が今もとても印象に残っていて、支えの一つになっています。先生は万能ではないですけど、それでも生徒のために一生懸命になってくれている貴重な存在なのですよね。
編集済
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このような先生に出会えた方は幸せだなぁ。
特殊な職業、例えばスタントマンや宇宙飛行士など、どうすれば、どこに行けば……宇宙に行くのはアメリカとソ連だけで、JAXAなんて無かった時代、そんな事は教えてもらえなかった。
というより皆分からなかった。
地方出身の自分は尚更。
生まれた瞬間に諦めなければならなかった様なものだった。
受験に失敗して自殺者が大勢出たあの「受験戦争」の時代、目の前の問題をクリアするのが精一杯だったあの頃にこんな先生に出会えていたら……。
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三つ折りの手紙をどんなシチュエーションで開いて読むことになったのかが書かれていると、なんだろうねこれ、ではなくてより味わえたものになると思います。