まさにバーチャルとリアルが交差するお話。仮想世界に意識を移せるようになった時代では、こういう未来もあり得るのかというのを感じる作品でした。正常な人格とはなにか?心の病気とはなにか?この作品が問いかけてくる内容は、今の世界の問題の縮図のような内容です。彼女たちの選択を責めることはできないけど、私はその選択は許したくなかったと思いました。でも、切ないけど希望を感じるエンドがとても印象的だったので、最優秀賞に選ばせてもらいました。