第7話 友達はブスⅣ

友子の話はこうだった。

彼ピとの肉体的関係が激し過ぎて、歩けなくなったという猥談だった。

ため息とヘドが出る。

いや血反吐が出る。

友子の外見はガンタンクだ。足首が太く、サイや象の足を彷彿させる。顔は大きく形はホームベースで、鼻は低く、目はボールペンで画用紙に書いたような細い目だ。

同じJKでも値段が違う。

私は一晩自由にすると万単位になる。と、自負しているし、下手をすれば20万も夢ではない。愛人契約をするれば、月200万以上も望める。

夢が膨らむとは、この事だ。

一方、友子は千円単位でも買い手は付かない。

ムフフな事を持ちかけても、死亡宣告を受けるか、殺されて体の部位で売る方が高い値が付きそうだ。


そんな友子が!?

肉体的関係の話を私に振って来るとは?

これは戦争でしょ?

戦でしょう?

喧嘩だわ。


続く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る