第11話 本の感想を書く

 懸賞の中には、書籍に関するアンケートを書いて送るものがあります。書籍の中にはがきが挟まれていたり、出版社のサイトで感想を募集していたりします。


 この懸賞に応募することは、有意義なことだと思います。感想を書くことで、文章を書く練習になる気がします。あくまでも「気がする」だけで、本当に練習になっているかどうかはわかりませんが。

 また、そのアンケートには、「好きな作家は誰ですか?」という質問があることが多く、答えておいたらその出版社から、その人の新刊が発表されるかもしれません。あくまでも「かもしれない」ことであり、少数意見であれば可能性は低いような気はするのですが。


 基本的には、本の感想を書くタイプの懸賞が、私は好きです。

 とはいっても、第8話で書いたように、世の中には怪しいものもあります。また、書籍の中には、出版された後に間違いがあることが判明したり、出版された当時は正しい情報だったものの、時代の変化によって正しくない情報となってしまったりしたものもあります。

 専用のはがきに書かれていた有効期限内に送ったのに、出版されて数年経過したからか、「この宛先は現在ありません」といった意味の言葉とともにはがきが返ってきて、親に見られて恥ずかしい思いをしたこともあります(ちなみに、カクヨムだからこそ敢えて名前を出しますが、KADOKAWA/エンターブレインから出版された小説の感想を送ったときのことです)。


 そのため、どの書籍のどの懸賞なら大丈夫なのかはわかりません。

 とりあえず、対策として挙げられるものは、

・読みたい書籍に関する情報を集めておく

・なるべく新刊の応募にする

・新刊ではない本の感想を送りたい場合は、可能であればインターネットで送る

 または、出版社による企画が行われているときに送る

なのかなと考えます。

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