第6話一直


ーーおばあさんの「死霊」は違うーー何かが違う


(ほんとにあれ、死霊かーー捨身で見たどれとも雰囲気がちが、、、)


ーーー紙を出すーーその紙きれから妖怪を呼び出すーー口裂け女だ

「、、、怖い、怖い」

ベジタリアンな口裂け女であり、だいぶ怖がりというだいぶ使えない特性を持っているが

まぁ、へっぽこである彼には、これぐらいが丁度いい

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ぷラタンの能力で、少年の腕はくっつく


ぷラタンとともに来ていた「兄」は、追うーー「死霊」を、としたいところだが

いけないーー「親」がいるからそんな危険なところにはいかせられないのを知っている


それでも、行くーートイレに行くと偽り追う

「ちょっと待ってて、あの子ったら」

ここで、水連も気づくー―気づいて、ぷラタンを姉に任し――おう

「い国家、うちらは先に帰っとこう」

「、、、えー飴食べたい」

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「はぁはぁ、、、ここならいいだろう「死霊」さんよ」


死霊に対し、--素手で挑む「アイツは、俺の友人だったんだ、覚悟はできてんだろうな」

ぞくりとするーーー今、腕を出してら、胴体から腕が離れていた

ーー「兄」は暴力をふるうのは好きではない、だが、「男」には戦わないといけないときがある

暴力犯を捕まえるには、「男」の力が必要なのだ


「--っつの」

そして気づくーー自分が、「死霊」に、ちかづいてたんじゃないーーまるで「あんこう」のように、仕掛け網のように、えさに引っかかった魚だということに

(-まずった)

あいつは、そもそも「エサ」じゃない本命である、だが、本命だがー―同時に、「まきえ」にもなる

「ひっひっひっ」


「助けてお母ちゃんーーー」


ーー先程、暴力犯を捕まえるには、男の力が必要だといった、だが、青い

幼すぎる刃では、「真の敵」には通じない


ーーそれに、10歳くらいの体では、通常の大人ですら「無理だ」


「--見つけた、」


「主」「行け」


ーー口裂け女が、口を開くーー「ワタシキレイ」


「ネェ、アナタワタシキレイ」と


(--やっと、主人公らしき展開になってきましたよ)


ーー男は、口裂け女の後ろでそう考える



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沈丁花の花言葉ー久遠の光の中にある「希望」 暇の三 @13222uygu

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