ぷらたんの生花祭~彼女の思想

第3話母としての自覚


「--会長、おはようございます」


白服にとって、科学とは「力」だーー「暴力」といっていい「力」のことを指す


(--だが、あの女は、「それ」以外の力で「抵抗」したなんだ、なんなんだ)

「皆さんに言っておきます、「汚点」は必ず消しますよ」

ーーわがキャリアの「邪魔」をするものは必ず


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ーーお茶をついでもらってると、いい匂いがしてくる

「それで、仕事はどんな感じなんだ?」

ーー2たり分の調理と、洗い物、お茶つぎという仕事を終えた

その人間は崩れ落ちる「俺、もう駄目だ~~」


「甘えてんじゃないの、「ゲームブック」以外にもやれちゃんと」


彼の横の女性から、げんこつが、ダメ人間に降ってくる

(--こいつってほんと「だめだよな」、、、集団行動)


彼は、別に中学生だから、仕事はまだしなくていいーーしかし、こたつの上で

ぶっ倒れてる「人間」は、「ゲームブック作成」以外の仕事もしろ、怒鳴られている

(まぁいいと思うんだけどなーーそれで、結構稼いでるんだし)


「--やったよ、やったけどさぁ、だめだったんだよ」

ーーコンビニバイト、居酒屋バイト、その他いろいろ、海の家の手伝い、工事現場

「はぁ~~何が悪いんだろ~~」

そのあと立ち上がり「俺、もう帰るわじゃあ」といって去っていく


ーー「ったく、男のくせに情けない」

のために、ご飯用意したら、とんだとばっちりを食らったというところだろうか

ーー同意見だが、それでも「人間」に対し「悪い」と思う


この家は灼逃逃しゃくのがしという人たちがいなければ「存続」できない


ーーあやうい、均衡きんこうの上にある家だ


父の代で、何十人か、「狂死きょうし」したらしい


ーーこの家はくるっている

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ぷらたんは、お風呂場にいるーー3人の兄、弟姉きょうだいが上がり。


ぷラタンの番だーー、、、今日はじめてお外が怖いと感じた


「、、、うっ、、、うっ、、、」


兄弟たちは何も知らないーー兄弟だって、同じところから出てきたのに、何も知らないのだ


「、、、怖い、怖いよ」

体内の植物にじんわりとお湯がしみこむ、温かくポカポカしてくる


ーーなのに、心は冷えたままーーぷらたんの体から、お花のいい匂いがしてきても

今日のぷらたんは、ゆっくりできないーー「こんな時、お母さまがいれば」


ーーお風呂場に、誰かが来る(だれ)

「、、、私だけど、」--姉である「ぷらたんさぁ、気にしなくていいと思うよ


、、、大体、親から話来たけど、その黒服がどうかしてるってだけのもんだいでしょ


ほら、お風呂あがったら、もうご飯だよ」


うつむく、ぷらたんと違い姉は、独り言をしゃべる

の親はいいよね~料理うまいし、家事万能だし、の親と大違いだよ~~」


「、、、うん」そうなんだけどね

とは口に出さない「ぷらたん」


ーーぷらたんは、前回、前々回、前々前回の親と比べても、愛情も、料理も、家事もすごいとは思うのだ


ーーただ、「ぷっ」と笑うーーあほっぽいんだよねぇ

「あははははははは」

元気になった――何があっても大丈夫だ、家族がいれば




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