第2話10分の一の確率


「むび、、、んんーーんんーー」


ぷらたんは、黒服の男につかまれる(、、、助けてお母様)

口にはガムテープをされていて、ご丁寧に「能力のプロテクト錠前」で、超合成という

概念と概念を混ぜ合わせる能力を、を打ち消す


ーー思えば、「ぷラタン」にとってその人を「ママ」と呼ぶのはいけなかったかもしれない

だから、こういうことになるのだとーー思った


ーーずっと、ずっと「ママ」と呼ぶなといわれていたのに


ーー薄暗い工場の中、車が着く


「ボス、連れてきやしたぜ」

抵抗むなしくーー彼女は、白い服を着た男の前に立たされる

「--歓迎しよう、今日、君を連れてきたのは10分の一の確率だ


、、君の存在は、10分の一の確率で「私に恥をかかせる」--私の名誉を打ち壊すことになる、ああ、恐ろしいーー

、、、しかし、わかってくれたまえ、君の死は、私の地位を盤石ばんじゃくのものにしてーー「汚点」を打ち消すことになる


そもそもなぜ、あの時ああしてしまったのだ、ああ「好奇心は猫も殺す」


――しかし私は殺されない、私の「汚点」であるは。。今ここで殺す


、、、、死ね」


銃を構えるーー床に、穴が開く「ああ、そうだーーとっておきがあるんだった

見た前ーー、、、これが、これこそが「科学」の力ーー「科学」とは「力」


「パワー」圧倒的な力こそーー「科学の神髄」」


人形をしたロボットーー、昔のロボットアニメを思い起こさせるようなフォルム

ーーなるほど、別に「武器」を装着しなくても、このロボのワンパン一撃で子供は死ぬだろう


ーーそこに、人が一人入ってくる

それは、理解できたー―拳を振り上げるよりも早く子供を抱きー結果的にまともに喰らってしまった

「お母さま、、、お母さま」

にやりと笑いー―左髪をかきあげ、顎を突き出す――いつもの姿勢をとる


いつもの、宣戦布告の姿勢ーーその「人」稲生水連いのうすいれんは、「男」でも「女」でもない


ーーー一撃をもらったのに、優雅に立ち上がるーー効いてない


(《うけながした》--全身の骨が柳のようにやわらかい)


ーーしなる、その柔らかさはー―強力なジャンプ力を持つ


例えばーー子供を抱えながら、天井に張り付くこともできる


さかさにこどもをだくーー弾丸を避けるためと、今現在ーー天井に

二本足で立っているので、普通に「縦抱き」するとーー血が頭に上るからだ


(--ってか、主人公来てないのに話を始めていいのか)

ーーメタいことを考える

「、、、もしかして、10分の一の確率とかまだいってるの、お前」


ーー(呆れ)

「ーーな、なにそれの何が悪い」


「10分の10そのとおりじゃぼけぇーーってか、まだ主人公きてないけど

本編始めてていいのか?」


「いいに決まってます――私のあなたの「決着」をつけるのはねーー」

「、、、残念ながら、ここで決着はつかないと思うぜ」

ーー話の展開的にーー逃げるものと追うもの


ーーー子供の頭を抱えーー窓ガラスに突撃するーーぱりーん

「んじゃ、またな、会えるかどうかわかんねーけど」



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