和風異世界を書こうとして、筆が止まりまくり進まない話。
9月になってから、台風が何度も日本に来ていますね。皆さんの地域は大丈夫でしょうか。
今月の24日でカクヨム五周年になった私ですが、記念に何か書く予定もありませんので、今月も普通にエッセイを更新します(何か短編でも書こうとして、諦めた話は内緒にしておきます)。
今回は、和風異世界モノについてのお話です。そろそろ書いてみないとなーと思い、のろのろと文章を打ち込み始めたのは良いのですが、
ま っ た く、進 み ま せ ん。
なぜそこまで進まないのか。以下、執筆途中で起こった『和風異世界』だからこその悩みについてつらつら書き並べてみます。
そもそも、おそらく異世界モノって大部分が西洋風の異世界でしょう。そのため冒頭の部分で、まずは主人公の服装描写などでそれとなく和風の世界であることを伝える必要があると気づきました。
もちろん、主人公の名前自体が漢字表記ですから、それだけでも良いかもしれませんが、「主人公の着物が所々汚れている」みたいな感じで、洋服ではないことを伝えました。
あと、顔を隠した人物を出そうとして、当初はつばの深い帽子を被らせようとしたのですが、和風の世界なら帽子ではなく笠にした方が自然なのではと気づき、そうしました。
あとは、高い建物はそんなにないだろうとか、建物に入ったときに履物を脱ぐ描写を入れた方がいいのだろうかとか、筆が止まりがちです。
それと、窓ガラスに映った自分の顔を主人公が見るシーンを入れる予定だったのですが、おそらく本来、和風建築でガラスは一般的ではないでしょう。ということに、書き始めてから気づきましたよ。
主人公が自分の顔をどうしてもあるタイミングで見なければならないので(物語の流れとして必ず必要な行動)、どうにかしないといけませんね……。
何かに突っかかる度にネットで軽く調べながら検討して書いてますが、本当は軽く調べるのではなく、図書館に行ってきっちり資料を漁るべきなんですよね。
しかし、体が動かないという、図書館に行くぐらいならベッドで寝ていたいという……。
という感じで全然進みません。異世界なんだし、多少文化面が違ってもいいのではないかと思うのですが、一方で、異世界という架空の世界だからこそ、できる限りの範囲で和風の要素を反映するべきだとも思っています。
だって、そうじゃないと和風異世界の意味がありませんからね。別に洋風異世界でいいじゃないってなってしまいます。
ただ、あんまりやり過ぎると、今度は、和風異世界じゃなくて昔の日本を舞台にしたファンタジーを書けばいいじゃないとなりそうなので、描写の加減に困っている最中です……。
今後も折を見て、和風異世界の執筆のアレコレについて書くことになると思います。完成するのかどうか、今のところ神のみぞ知るってところです。
カクヨムの方は要項も公開され、恒例のカクヨムコンテストに向けて盛り上がりつつあるみたいですが、私の方はのんびりと進めていくつもりです。それでは。今回もありがとうございましたー。
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