2022年

《2022書き初め》その異世界における単位は?

 2022年初のエッセイ更新になります。近況ノートでも挨拶しましたが、一応こちらでも。

 あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします。


 相変わらずプロットは亀進行です。どれくらい遅いかと言うと、前の章の内容をほぼ忘れるくらいには遅いです(笑)。

 読み返して、そういえばこんなこと書いたなーとなっています。……こんな調子で大丈夫なんでしょうか。



 近況はこんな感じで良しとしまして、それでは本題へ。前回から引き続き、世界観設定に関したお話です。

 独自の異世界を作るときに欠かせないのは、世界観を組み上げる設定の数々。その中で、私が毎回悩むものがあります。


 ずばり単位、です。つまりはメートルやグラム、円など、生活に欠かせない単位のこと。

 異世界は現実と異なる世界なのですから、メートルやグラムとかは使わないのではないか、と私は考える事が多いです。

 ちなみに、ゲームでも貨幣の単位は色々あります。「ゴールド」「ギル」「ガルド」「ベル」「ルピー」……など、貨幣の単位を聞いただけで、何のゲームかわかる方もいるのではないでしょうか。



 ということで、私が以前書いた異世界ファンタジーでは、小説本文を書く前に単位を設定しました。確か、長さの単位から貨幣の単位、時間の単位まで、ついでに暦の名前も考えました。


 小説本文を書く前に決めたのは、本文を書いているときに、他のことに時間を使いたくなかったからです。本文を書き出したら、私は本文を書くことに集中したいので。


 ただ、結果として、考えた単位はそこまで使わなくてですね……。頑張って考えなくても良かったなと、後から少し悔いました。


 どこまで世界観を作り込むのか、この辺りの加減が難しい気がします。

 私のようにできるだけ細かく作る方がいいのか。使う設定だけを詰めるのか。どちらにも利点がある気がしますし、欠点もある気がします。

 私のやり方だと、とにかく時間を使います。プロットを書き終えたとしても、そこから小説本文を書く前に、設定を詰めるために時間を使うということなので。


 

 なので、新たに書く和風異世界では悩んでいます。その辺りをどうするのか。そもそも、「和風」というのが困りものです。カタカナの単位はまず作れませんので。


 今のところ、長さの単位は「寸」とか「尺」とかでいいかなと。和風っぽさがでますし、あえて現実にある日本の単位を使おうかなと。


 時間の単位に一番困ってまして。本文で使いそうなんですよ。

 日本の昔の時間の単位は刻ですが、一刻はおおよそ二時間と言われているようです。ただ、一刻は季節によって表す時間の幅が異なるようなので、ややこしいです(軽く調べた情報なので間違ってるかもしれません)。

 ということで、刻は使えないかもしれません。そもそも、昔の日本におそらく分と秒はないですよね……。時間の単位は考えるかもです。

 月の名前や貨幣の単位も、どうするのかまだ決めかねています。

 やはり、長編ファンタジーはプロット以外にも考えることが多すぎますね。一つひとつ、着実にこなしていきたいところです。


 ちなみに皆さんはどうでしょう。異世界モノを書く時、または読む時に単位を気にしたことはありますか? よろしければ教えてください。


 今月はもうエッセイ更新の予定はありません。という事でまた来月になります。それでは、ありがとうございました。

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