文体の悩み
さて、久しぶりの更新となります。
前回からの間にKACが終わり、かと思えば新たな企画がはじまり……カクヨムのお祭りはしばらく続きそうですね。
ちなみに、今回のKACは読むだけで精一杯でした。一つのお題の制限時間が36時間……私には無理でしたね。最後のお題『どんでん返し』は思いついたネタもあったのですが、時間もなくやる気もなく……書かずに終わりました。いつか公開することもあるかもですね。
ということで、何の話をするのか悩んだのですが、今回は文体のお話でもしましょうか。KACを通して色んなジャンルの物語はもちろんのこと、色んな文体に出会いましたから。
小説って、キャラクターやストーリー、設定がやはり注目されやすいですが、「文体」も小説という文字媒体において重要な要素の一つではないか、と思います。
何せ、「文字で表す」からこそ「文体」はあるわけですから。
私の文体は、基本として「硬い」と思います。書きながら、自分の文体には「硬いなー」とツッコミをいつも入れています。このエッセイの文章も硬いですね(笑)。
どこが硬いかと言われると、ちょっと説明しにくいのですが。
最近はラノベのように柔らかい文章が好まれるのでしょうから、硬い文体になりがちな点は解消したいところではあります。
ただ、私のように手癖で文体が硬めになる柔らかめになる、ということもあると思いますが、物語の内容によっては文体を選ぶこともあると思います。
私の場合、小説によって単語の使い分けをすることがあります。
例えば一人称視点だと、主人公の年齢に合わせて言葉を選択しています。高校生男子からの視点で書く時に、こんな言い回しはしないだろうと考えて書くとか。
それに、とてもシリアスな物語で砕けた文体を使用すると、物語と文体が釣り合わない気がします。
この辺り、なかなか難しいですよね。
読者にとって読みやすい文体と、物語に合っている文体。どちらを取るか。
つくづく思いますが、小説って常にこの二つの選択だなーと思います。読者と物語、どちらを優先するのか。
これからも悩みながら、文体に向き合っていくことになりそうです……。以前話したタイトル含め、こうして考えてみると小説を構成する要素は本当に色々あるんだなーと感じますね。執筆って細かく考えだすと、キリがないです。
今回はひとまず更新しておきかったので、短めに。お付き合いくださり感謝です!
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