異世界だからこそ、リアルを。
久しぶりの更新です。暑さもおさまってきましたが、皆さんお元気でしょうか?
まずは近況を軽く。
前回の更新分で、読むのを再開すると言ったのに読むのができてません。想定していたよりも、私生活が忙しくなっておりまして。気づいたら9月の半ばを過ぎていたという。申し訳ないですね……。
これからも読みは停滞ぎみになるかと思いますが、折を見て少しずつ読んでいきたいです。
また、このエッセイはしばらく月一回更新となりますのでよろしくお願いいたします。
※ここから先、一部ゲームに関する話が入ります。
さて、近況はここまでにして、本題へ。話は変わりますが、私が物語を思いつく時は忙しい時が多いです。つまり今です。
今年に入ってから、三つほど構想を思いつきました。全部異世界ファンタジーです。
おそらく、忙しいという現実から逃れたくて、異世界の物語を思いついてしまうのでしょう。
ただ、ここで一つ言いたいのは、私が異世界ファンタジーを書くときは、リアル感を大切にしているということです。
リアル感、というとちょっとわかりにくいかもしれませんね。要は現実のように感じられる表現をすること。
例えば、こういうこと。
主人公が高い場所から着地するという描写をするとき、その主人公が普通の人間であるのなら、飛び降りた時の衝撃がやばいはずです。
なので、直接地面に降りるわけではないという描写を入れる、あるいは着地の衝撃について描写を入れます。
後は、怪我を負ったときにその痛みや出血など、できるだけリアルに感じられるように描写します。他にも色々ありますが、大体はこんな感じ。
このリアル感。例えば、最近のゲームにも言えると思うんです。調べてみるとわかりますが、最新ゲームのCGは実写のように見えるものが少なくありません。
それに、先ほど着地の話をしましたが、落下した衝撃がHP(体力ケージ)のダメージとして反映されるゲームをやったことがあります。
あと、深海が舞台のゲームをした時にも、着地の衝撃が大きいと所持する酸素ボンベが割れるというものがありました。音と衝撃つきでボンベが割れるので、リアルな表現ですよね。割るたびに、操作しているキャラに申し訳なくなったものです……。
そんなゲームをプレイすると、没入感が高いと感じます。リアルな表現があるからこそ、ゲームの世界が近いものに感じられるのでしょう。
今後もリアル感は大切にして書いていくつもりです。ちなみに現代ファンタジーでもそうです。現代が舞台という中で、ファンタジー方向に行きすぎないように書くことにしています。
もちろん、リアル方面に行き過ぎるとせっかくのファンタジーが薄れてしまうので、両者のさじ加減が重要かなとは思います。小説は、色んな要素のバランスで成り立っていると改めて気づかされます。書くのって本当に難しいです……。
どうでしょう、異世界ファンタジー(または現代ファンタジー)を書くときに何か気をつけていること、皆さんにはあるでしょうか。
私もいくつかあるのですが、今回はリアル感についてのお話でした。
ではまた来月。ありがとうございました。
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