特別編ファイラスアルアゲ ウメハラがミルダム前後に遊んだゲームと人まとめ

 ウメハラ特別編ファイナルラスティアルティメットアゲインです。

 年の瀬に駆け足で、大事なところだけまとめておきましょう。


●しょうへいVSこくじん炎の7先

 ミルダムで遊ばれる格ゲー以外のゲーム配信に、なんとなく呼ばれることが増えつつあった、しょうへいとこくじん。

 こくじんはウメハラと旧知の関係であり、皆もその存在を知る間柄だったが、しょうへいに関しては「なぜ彼はここに……?」といった目で見られることも多く、配信中にこくじんにキツめにいじられることも度々あった。

 若手で知名度も実績もないしょうへいは当然その扱いを受け入れていたのだが、彼のいない配信でこくじんがウメハラに対し「しょうへいとスト5やったことあるけど途中から全く負けなくなった」と発言。

 これが後日、個人配信中のしょうへいの耳に届き、「そんなに一方的な勝負じゃなかったです。こくじんさん話作ってますね」と珍しく反旗を翻した。

 運が良いのか悪いのか、その直後のタイミングでウメハラがスト5配信をいつものように始めると、「しょうへいがこくじんにキレてる」とコメントで報告が届き、「それめちゃくちゃ面白そうじゃん」とキャッキャするウメハラ。しょうへいの配信を見返して「これ怒ってる人の顔だよねwww」と大喜びの、因縁大好きおじさん。

 あれよという間にその日のうちに、スト5の直接対決にて、しょうへいとこくじんどちらが正しいかを決める7本先取の勝負が開催されることになった。

 各自の配信の切り抜き動画を使っての対決用PVすら同日中に作成される、異常なスピード感でプチ獣道が開催される運びとなった。

 またの名を、たわけもの道。


 立会人ウメハラ&実況アールによるこの対決は、ラグの影響もあり試合内容こそトップレベルとは程遠いものだったが、異様な熱気を持って迎えられた。

 互いのプライドだけがかかっている試合ということもあり、新型コロナの蔓延でことごとく格ゲー大会が中止になっていた時期でもあり。「レベル関係なくやはり真剣勝負に視聴者は飢えている」ということが明るみになった瞬間でもあった。

 なおこの勝負はしょうへいが負け、試合が終わった後に配信に現れたKSKによる「だから言っただろ? こくじんは話作ってねえって」の一言で幕を閉じた。お前が言うか。


●雪山人狼追加メンツ

 ウメハラ配信で雪山人狼ことProject Winterを遊び始めたことは、前回更新分のラストにも書いた。

 アクションゲーム慣れしていて、協力ゲームには不慣れで、煽りあいが得意という格闘ゲーマーの性質にこのゲームがハマり、連日開かれる宴のように何度も雪山人狼はプレイされていた。

 招待されるメンバーもとんでもないメンツばかりであり、彼らの名前もここに記しておかなければいけないだろう。

 特筆すべきは、長年ウメヌキとして関係性をいじられ続けるも、共演はめったになかったヌキ。案の定爆発的に面白い絡みになった上に、新年早々1月1日・格闘ゲーム専門地上波番組『格ゲー喫茶ハメじゅん』に、このウメヌキがゲストで登場することになっている。

 既にプロゲーマー引退済みの人物がなぜここまで特別視され、ウメヌキが待望されるのか、それは「単に面白いからだ」というシンプルな答えを皆も目撃してほしい。

 面白いと思ったらこのウメヌキさあゴマ入ってるし。ぜってぇうめえじゃん。


《ヌキ》

 本名・大貫晋也。その昔ウメハラといえばオオヌキ、オオヌキといえばウメハラと並び称されたレジェンドであり、格ゲー五神の一人。

 有無を言わせぬ怒涛の攻めでかつては2D格ゲーを総ナメにし、3D格ゲーであるバーチャファイターでも活躍した数少ないプレイヤーだが、今ではトーク力のスピード違反に全フリした面白おじさんのような立ち位置にいる。

 ウメハラ純愛勢でもあり、雪山でのウメヌキ人狼コンビはデートになりがちで終始イチャイチャしている。主にヌキの愛情の一方通行。

 かつてのZERO3全国大会でのウメヌキ対決で、ウメハラから「俺がこいつに? まあ……負けないと思うんですけど……」と素で煽られたときから今に至るまで、20年おおむねナメられっぱなしなのだが、そんなヌキが「焚き火こっち」とウメハラをおびき寄せて惨殺、「え? え?」と驚く様子を見て「ウメちゃんごめ~ん! アーッハッハッハ」と高笑いしたシーンはウメヌキの終着点のひとつだった。純愛。


《sako》

 プロ格闘ゲーマー最年長組のコンボおじさん。東にウメハラあれば西にsakoありと評された、関西の雄。格ゲー五神の一人。

 キャラを独自研究しコンボや連携を開発し、他の人には出来ないタイプのプレイをすることで知られ、その練度を称える意味でしょっちゅう「ハメ」と呼ばれる。

 雪山人狼においてはこのメンツで初めて罠の有用性に着目し、罠で敵をハメ、味方をハメ、動物をハメ、「sakoさんを深追いすると罠が仕掛けてあるから追うのをやめたほうがいい」という共通認識が生まれるまでになった。

 ゲーム開始直後に罠を作ってても、罠を持ってても、「sakoさんだから……」で疑われない稀有なポジション。「ボックスに入ってた地雷あげるよ」と他人に罠をもらうことすらある。味方かどうかわかってないタイミングでももらえる。罠師だから。


《ハイタニ》

 格ゲー五神の一人であり、五神の中では最年少。同じ関西出身のsako曰く、「ハイタニは何を考えてるんかわからん」とのこと。ニックネームはクレイジーラスカル。

 今年は大会減少とプライベートでの育児も重なり、格闘ゲーマーとしてのプロ活動よりは、ゲーム配信者としての活動に力を入れたようだ。毎日昼から夕方までレトロゲームなどの定時配信を行い、昼配信の王者として君臨している。

 雪山人狼に呼ばれた際もそのクレイジーぶりは健在で、「これウメハラさんが人狼や。ヌキさんはウメハラ信者やから騙されてる……! 俺がやらな……」で突然ウメハラに襲いかかってゲームを阿鼻叫喚に陥れたし、このときウメハラは人狼じゃなかった。襲撃してきたハイタニが人狼と勘違いされてみんなに殺された。

 その後も「今なんで止まったん? 怪しない?」「その装備おかしないか?」など細かく難癖をつけては誰かを殺そうとするキリングマシーンと化し、ハイタニがいるとゲーム性が変わって超面白いと視聴者に絶賛された。

 活動時間の関係もあってウメハラ配信の参加回数は少ないが、時間が合えば常にいてほしい、最高のノイズ要員。


《ガチくん》

 カプコンカップ2018優勝者のラシード使い。2020年のCPT予選を通った日本人はウメハラとガチくんの2名のみであり、その実力の高さが伺い知れる。

 が、そんな輝かしい成績とは裏腹に、当人は広島弁の天然ボケの気のいいお兄ちゃんで、雪山参加当初は嘘がつけず汗をびっしょりとかいていたそうだ。騙されるときも見事に騙されて、「あかん! わやしとる!!」と叫びながら殺される。

 後にマインクラフトに参加した際には、知識ゼロの状態から独自に長距離鉄道を引くというクリエイティブな面も見せた。この鉄道の名は「わや鉄道」と呼ばれる。

 あとマイクラの名前入力でミスって「gahikun」で登録している。「cが見つからんかったんよ」とは、ガヒくん当人の弁。


《三太郎》

 スト4時代の強豪サガット使いとして知られていたプレイヤー。プロゲーマーではないためにスト5ではあまり目立った戦績もなかったのだが、旧知の仲であるウメハラのミルダム移行を機に、配信者として活動開始。

 アール、こくじん、KSKに並ぶおこぼれ四天王として、呼ばれればすぐに配信に馳せ参じ、自らも長時間ホラゲ配信や女装激辛ペヤング配信など無茶なことをして一躍知名度を上げる。

 あと知らない女性にレイド。賛否両論のこの女子狙いレイドが、後ほどサンガールズと呼ばれる勢力を作ることになるとは当時は誰も思わなかった。

 雪山人狼においては、最初こそルールの飲み込みが悪く視聴者にミスを指摘されることも多かった。しかし「野良で知らない人とやって練習する」という暴挙に走り、「40歳サイエンティストちぇり太郎です!」と初対面の野良プレイヤーに言い放つなどギリギリを攻め、やべー橋を気軽に渡るやべーやつとしてウメハラからも視聴者からも一目置かれることとなる。


●ゲームの力で子供を助けるチャリティー放送

 ここまでに紹介したミルダムでの様々なゲーム配信を経て、ウメハラは5月3日に12時間ゲーム配信を行い寄付を募る、チャリティー放送をTwitchで行った。

 ウメハラ自身はもとより、おこぼれ四天王の面々や、ヌキsako板ザンふ~どボンちゃん竹内ジョンと言った有名プロゲーマーが集結。

 雪山人狼、麻雀、お絵かきの森といった硬軟取り混ぜたゲームを遊ぶだけでなく、支援したい団体の代表に通話をつないで現場の声を直接聞くコーナーも設けられた。何故かBeasTVの公開スタッフ面接も流された。

 最終的に募金額は目標の10000ドルを無事に達成し、達成と同時にウメハラからも同額が足され、合計23500ドルが支援団体に分けられる形となった。

 こちらのチャリティー配信は、2021年1月3日に再び行われる。数ヶ月の沈黙を保った人気コンテンツ、雪山人狼も行われるらしい。ウメヌキsako再集結になるとか。

 新年早々、地上波でも配信でもウメヌキが見れるとはこの世界はどうなってしまったんだという感じですが、俺のニーズを汲んでいるのか? 俺は嬉しいぞ?

 2021年は「アイィイイイ!!」「ポイポイィイイ!!」で迎えることになりそうですね。



《追記》

 長きに渡ったウメハラ特別編、いかがだったでしょうか。

 これでウメハラ配信の2020年がすべて終わりということもなく、実はまだド級のイベントが控えています。

 TOPANGAコンセプトマッチによるウメハラVSガチくん10先勝負が、大晦日の21時より配信されます。今年のカプコンカップ進出を決めた、たった二人の日本人同士の対決。果たして勝者はどちらになるのか?

 それとこの特別編でまだ東方もマイクラも格ゲーマー人狼も初心者講座も取り上げてなくない? ウメハラがミルダムで遊んだゲームと人のまとめに、それを入れないはないよね?

 というわけでウメハラ特別編ファイナルラスティアルティメットアゲインは、これで終わりです。次回、本当の最後でおわりの特別編でお会いしましょう。

 マジの最後のまとめ、今夜か明日には公開します。

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