第17話 特別編予告のためのご報告

 5ヶ月ぶりの更新を、特に行く宛もなく書き始めている。

 幸いにして仕事に復帰し始めたのだが、長いこと何も書かずにいたのでテキストが全然書けない。今まさに新たな仕事の締切を前にしていて、「やはり執筆のリハビリが必要だな」と感じたのでエッセイを書いてみている。

 人生を振り返るとリハビリばかりしている。最初は小学生時代の脚の手術による歩行リハビリであり、その後は喋り足りない自分の欲求を満たすためのラジオリハビリや、今回のような文章リハビリ。

 試運転をして動き始めたかと思うと、すぐに止まってしばらく動かなくなるので、次に動かすときにはまた試運転から始めなければならない。

 いつもメンテが必要なよぼよぼのメカニズムだ。これが渋い挙動をするヴィンテージであれば価値もあるのだが、現状そういうレベルでもない。

 とはいえ箸にも棒にもかからず捨ててしまっていいような古物でもない。

 なんとなく皆の記憶の端に置かれている。


 このエッセイが更新されない間も、色々あった。

 ウメハラ配信が格ゲー以外の様々な企画で視聴者を集めて、新たなコンテンツにまで膨れ上がったこと。その話をツイッターでしていたらなんかバズったこと。ウメハラの著作の編集者さんにツイッターでフォローされて笑った。

 ツイッター絡みで言えば、『パワー・アントワネット』というアイデアで遊んでいたら日本のトレンドに躍り出るほどの拡散をしたことが記憶に新しい。

 あとはだいたい新型コロナの影響でぐったりしていた。罹患はしていないが世情のさまざまで日々ぐったり。

 各種手続きが面倒くさくて気が重くなって、それだけでバッドステータス付与状態。仕事自体も吹っ飛んだので、精神的にも経済的にも打撃を与えられた。

 元気がないと趣味絡みのあれこれにもやる気が起きず、ラノベ執筆は完全に止まってしまい、TRPGを遊ぼうと集まることもご時世的に無理で、これ幸いとウメハラ配信を結局見ていた。格ゲー5時間・別ゲー5時間で合計10時間を毎日、みたいなペースで配信しているのをウメハラダイゴを見倒すまで見ていた。

 最近ウメハラも疲労が溜まって、配信画面内でもヘトヘトなのが垣間見える。見倒したかもしれない。


 といった上記までの内容を書きっぱなしにしていたのが、既に一ヶ月ほど前。

 「見倒したかもしれない」で終わっていた文章。

 先週、ウメハラはCPTアジア東予選を優勝し、一躍トップに返り咲いた。

 見積もりが甘かった。全然見倒していなかった。

 ということで次回は特別編、ウメハラ優勝までの今年の経緯をまとめてみることにします。




《追記》

 リハビリしてみたものの追記することもない。何を書いたら良いのか。

 と思っていた矢先に、日本三大ダルシムのツイートがバズって、Yahooニュースになっていた。

 格闘ゲームおもしろニュースアカウントか俺は。

 現時点、事実上、ほぼそう。

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