第16話 ほうれんそうCパート

 更新がまた開いてしまった。5話ずつペースでお届けの交流回を、ここで気楽にお届けしておこう。

 ということでまず大事な報告。おしりチキンレース勝ちました。

 崖から落ちる寸前、トイレットペーパー(シングル)一枚の差で自尊心を保つことに成功。

 ドラッグストアで入荷のタイミングなどを直接店員にリサーチしたことが、功を奏した。

 ほうぼうから心配の声や「いざとなったらこちらで工面できますよ」とありがたい声も頂いていた。皆様にこの場を借りて感謝したい。

 これでおしりふき放題だ。ふきすぎは痔。気をつけて。


 続いて状況報告に連なるご連絡。

 体温計がない。

 体温計が品切れていることを、おしりチキンレースのついでに知った。

 だいぶ前に我が家の体温計は動かなくなってしまい、「電池切れだろう」とたかをくくったまま数年、いざ電池を入れるとこれといってノーシグナル。

 そういう出来事が昨年末ほどに発生し、どこかのタイミングで体温計を買っておかなければと思いつつ、新型コロナの騒動もあり「自分の熱が測れなくてはいざと言うときの体調判断もできないな」ということで今、購入。

 するつもりだった……。

 紙とマスクの切れたドラッグストアをはしごして、体温計の棚を見れば見るほど、売り切れ続出の大人気商品だ。どこにも体温計がない。

 正確に言うと、婦人用の口中計測用の電子体温計のみは売れ残っていた。これは……妊婦さんとかが使うやつなのでは……? 買って良いのか……?

 差し当たり熱が出ている気配がないのが救い。しかしいつ熱が出るのかわからないから用意しておきたいわけで、体温計レス生活は今の御時世、少々スリリンガルだ。

 ましてや、「紙は潤沢にあるので一時的な品切れはすぐに解消されます」と言われていたティッシュやトイレットペーパーとは事情が違うのではないか。体温計特需で品が切れた場合、体温計工場がフル活動してドラッグストアが体温測り放題になることはあり得るのか。ボールペン工場みたいに流れ作業でやってくる体温計の、上下逆さまをチェックしてキャップを嵌める要領で増産できるのか。ライン工の単純作業に体温計産出パワーを期待するのにも限度がある。

 予断は許さず、頭の痛い事態であり、知恵熱が発生した。


 他にも、獣道3やトパンガチャンピオンシップでのウメハラときどリベンジマッチ衝撃の結末など、趣味の格ゲー観戦絡みでも報告したいことは数多あった。

 エッセイでも本腰を入れてその話を書こうかとも思えた。

 その前にラスト・ボス確定申告を終わらせられないので、格闘ゲームエッセイスト活動はグッド・バイした。

 では確定申告は今は終わったのか? それについては読者の方々の想像におまかせすることとしよう。いやはや想像力の豊かなお嬢さんだ。あなたは探偵をやめてすぐに税理士になって俺の確定申告を代わりにやってくれると良い。助かる。


 最後に相談事項でのネタフリをしてコメント欄で適当に遊んで終わるのがこのコーナーの常であるが、なんとびっくり、もう2時間ほど考えているのに相談するべきことが何も思い浮かばない。

 それで更新出来ていない。

 その時間で確定申告を終わらせることが出来たんじゃ?

 過去は振り返らないことが異性との付き合いにおいて重要であると聞いた。過去は重視しないので、お嬢さんは俺の確定申告を代わりにやってくれると良い。助かる。

 特に昨年の分はぎょっとするほど額が低くて比喩でなく死にそうなので、気をつけていただきたい。

 驚いたショックで黒ストッキングが伝線してしまっては元も子もない。


 なので今回は他人の相談事を取り上げてみるのはどうだろうか。

 逆に。募る。

 皆が相談事があれば、応援ついでにコメント欄に書き込んで欲しい。その相談に俺がここで答えるかもしれないし、その相談を他の皆に「こういう相談が届いたので知恵を貸してもらえないだろうか」と尋ねるかもしれない。

 これは善意による連鎖の物語であり、このエッセイの5回おきのほうれんそうのコメント欄は概ね大喜利である。甚だ難しい選択肢を野に放ち、世に問う。社会派だ。

 早く確定申告終わらせろ社会派。



《追記》

 仕事もごく小規模に再開しました。

 忙しくはない。俺の行動キャパがねこをなでるぐらいで飛ぶレベルなので、小規模な仕事でも10日ほどエッセイの更新が止まるだけです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る