いまひとたびと希(こいねが)う。

 ふう、ふう、と息が荒くなる。

 大きな石を敷き詰めてできた階段は、かなりの部分で苔むしており、手すりもないので登るのにも神経を使う。

 ひらすらに上がる。


「……雨が上がりましたね」

「あ、本当ですね」


 私は赤い傘を閉じた。ひさしぶりの会話らしい会話だった。


「でも、またいつ雨が降り出すか」

「仙女様はお疲れではありませんか。少し休憩しましょう」


 そういう彼は私よりもはるかに健脚だ。まだ息を切らしていない。私も少しは体力に自信があったつもりなのに。胸に手を当てて息を整えた。


「いえ。もう少しだけ行きませんか?」


 八八八八段と聞いた私は、下から段数を数えていた。だが二百を超えた辺りでそれどころではなくなってしまっている。


「ならば水はいかがですか。喉が渇くでしょう?」


 彼は袖から小ぶりの瓢箪ひょうたんを取り出して、その詮を抜いて私に寄越した。受け取って、少しだけ口の中を潤した。


「ありがとうございます」

「いいえ」


 そう言った彼も、自分の喉に水を流し込む。


「いつもこうやって歩いているんですか?」

「そうですね、昔よりは。目が見えていた時はかえって何をするにも不自由な身でありましたから、見えなくなった今の方が、ずいぶんと身軽になりました。誰に咎められることもなく、ひっそりと動けるようになりました。それこそ、家人に支えられてなら、どこへでも行けましたよ」


 それならば、どうして今回は、その家人がいないまま一人で行こうとしていたのか。

 彼にとっては、デリケートになるだろう質問をするのは、この時点では躊躇われる。


「宇津田山の石段は、どこまで続くのでしょうか」

「まだ大分あるでしょう。頂上に行くには、これから、石段が蛇のように曲がりくねったところを通る必要があります。そして、もう駄目だと諦めかけると、ふいに、辺りの気配が変わるのです。そうなったら、宇津田山の頂上近くまで来ているということです」

「気配が変わる?」

「はい。山神がおわしますから、それだけ清浄な気配が漂います。あそこには宇津田神の住まいでもありますので」

「へえ。どんな神様ですか?」

「冬を司る女神です。とても嫉妬深く、寵愛した者には恩恵ではなく、大切なものを奪い、試練を与えるといいます」

「理不尽ですね」


 素朴な感想を述べたのに、彼はふふっ、と笑い出す。口をへの字に曲げたくなる。


 それからは、また彼と歩幅を合わせて上がる。隣の人が足を滑らせないように、私の腕に掴まってもらった。

 石段の両側には山の木々が連なっていたが、葉をつけた枝はまだ少なかった。

 しばらくして、斜面に突き出た岩の隙間から、ちょろちょろと水が流れているのに気づく。


「湧き水があるようですよ」

 先に声に出したのは私ではなく、隣の人だった。


「少し止まって、湧き水を瓢箪に入れておきましょう」

「私が入れてきましょうか」

「いえ。ついでに顔も洗いたいのです。ここで休みをとりましょう」


 石段から外れ、岩の隙間の水に手を差し込む。両手に水が溜まったところで、彼は顔を洗った。水を飲み、それから瓢箪の口を近づけて、一杯になるまで待つ。

 私はごそごそとずっと腕にぶら下げていた買い物袋の中身を取り出した。


「そうだ。果物を持ってきているんです、腹ごしらえでもしませんか?」

「いいですね」


 彼は声の方向へ振り返った。

 まだ石段は雨に濡れていたが、構わず横並びに座る。腰を下ろしてみると、よっこいせ、と言いたくなるほどに体が疲労を訴えていた。


 買い物袋の中の林檎二つ。一人一つでちょうどいい。


「堅そうですね」

「皮ごとまるかじりできます。私は、いつもそうしています。こう、いらいらした時に、がりっ、と食べると、ストレス解消になるというか」

「ストレス?」

「気分がよくなるということです。……うん、おいしい」


 口にした林檎の甘さは、身に染みわたる。

 私は何気なく空を見上げた。厚い雲が薄くなりつつある。


「ふむ。美味です」


 林檎に特大の歯形を付けた彼も空を見上げていた。


「こうしていると、世はずいぶんと平らかで和やかな感じがいたします。ここで人の声はわたくしと仙女様だけで、ほかは風や水、鳥の音ばかり。人の中にいるばかりだと忘れてしまいがちですね。悲しいことや辛いことも、些事に過ぎず、やがてはどうとでもなるのだと思わせてくれるのですよ」


 私は元山君のことを思い出していた。あの苛立ちさえ、もはやはるか昔のことになっている。あんなこと、実際はたいしたことではない。


 今はひたすらに石段を上がって頂上を目指している。明確な目標を決めたから、前進することだけ考えていた。


 しばらく休憩の後、また登り始めた。

 どれほど経っただろう。辺りの雰囲気が変わって来た。石段の両側にぽつぽつと薄紅色の桜の木が増えてきたのだ。ああ、春だな、と思った。


 桜はまだ散るものも少なく、満開直前で咲いている。


「ここも春なんですね」


 ふと立ち止まって呟くと、そうですよ、と隣の声は穏やかだった。


「仙女様のところも春が訪れていますか?」

「はい。桜はもう過ぎていましたが。でも、こうしていると不思議な気分になります。こんなところでも桜が見られるなんて」


 彼は、ふっと息を吐いた。


「ああ、桜が咲いているのですね」


 私は慌てた。自分の無神経な発言が彼に苦痛を与えてしまったのではないか。しかし、謝罪や言い訳をしてしまうことも失礼な気もして、押し黙る。


「気を遣うこともありませんよ」


 彼は私の沈黙の意味を正確に読み取った。他人の気持ちに敏感な人だ。


「わたくしは目こそ見えなくとも、不幸ではありません。生きるのに、世話をする者もおりますし、目が不自由だからこそこうして気ままに山を登ることができる。たしかに、四季折々の風景をこの目で見ることはできませんが、わたくしの代わりに誰かがこれを見、心震わすことがあれば、桜だって『甲斐』があるでしょう。今は仙女様が見て下さっているから、桜も喜んでいますよ。むしろ、もっと教えてください」


「桜が喜ぶ」とはロマンチックな物言いだ。しかし、高潔そうで上品な彼が言えば様になっていた。


「どんなふうに咲いているのですか?」


 私が尋ねられるがままに、詳しく説明していく。


「桜の枝が、頭上に張り出しているんです。まだすべて咲いていません。花びらは雨にも負けないできれいな桃色をしていて……」


 百聞は一見に如かずとは言うが、言葉だけでもこの景色の一部分を共有したいと思った。今、彼の眼となれるのは私だけであったから。


 私の懸命な説明を相手は相槌を打ちながら聞いていた。


「宇津田山の女神は桜の花を好むと言います。これが咲いているというのなら、今年の春も北方は安らかであるということでしょう」


 ゆっくりと歩いていると、今度は石段がつづら折りのように折れ曲がっていく。ついで、空気がどんどんと冷たくなっていく気がした。そして息も再び上がって来る。

 今は昼なのか、夕方なのか、それさえもよくわからない。

 ひらひら、とすぐ目の前を黒揚羽が蛇行しながら横切った。


「蝶々がそこで飛んでいますよ」


 おや、と彼が面白いものを見付けたような顔をして、右の人差し指を立てた。

 どういうわけか、黒揚羽は人差し指の先に止まる。びっくりして、そのまま注視していると、その指は上に跳ね上がる。蝶々はふたたびどこかへと去ってしまった。


「蝶々、止まったでしょう」と少し自慢げだった。


「以前から、蜻蛉や蛍などもよくこの指先に止まるのです。特技なのですよ」

「不思議ですね」


 私は素直に感心した。生き物に好かれる性質なのだろうか。


「わたくしには、仙女様の方が不思議でなりませんよ。仙女様はふいに現れて、わたくしの心に足跡だけ残していなくなってしまう。どうしてだろうと思います」

「私にもわかりません。でも、気がつけばここに来ています」


 そうしたら、また同じ人と会った。

 そろそろ私はこの人の名前を知らなくてはおかしいのだろう。だが、そうしない。言われても、耳を塞ごうとする。

 なぜなら、名前を知ってしまえば関係が変わってしまう。詮索もなし、煩わしさがなく、居心地のいい、この距離感が消えてしまう。

 ただ、夢の中の人でいてほしい。これ以上、深入りしないように。


「仙女様。わたくしは、本当は仙女様が一緒に来てくれて嬉しかったのです。仙女様がいたからここまでこられたのですよ。ずっと一人だったら、わたくしはどこかで諦め、深い絶望の中にいたかもしれません。そしてこの先、死んだように生きていたのでしょう」

「……そんな悲しいことを言わないでください」


 この人の言葉は間違っても冗談には聞こえないのだ。


「困りましたね。仙女様を悲しませたくなかったのですが」


 彼はそれきり口を噤んで、前方を見た。

 やがて白い靄が辺りにかかった。彼を見失わないように体を寄せる。


「……あぁ、もう近い」


 彼が感慨と疲労を滲ませた溜息とともに言葉を吐き出した。

 思わず腕をさする。ピンクのスプリングコートの下に鳥肌が立っていた。


 唐突に、石段が途切れる。

 目の前に人の乗れるほどの巨石が現れた。


「ここが頂上でしょうか」


 これ以上高いところはない。

 白い巨石の脇は崖になっているらしく、そこから雲海らしき白いものが見下ろせた。その奥には白く尖った山が幻のように小さく揺らめいている。それが蓬莱山だと教えられる。


 八八八八段。本当に登り切ってしまった。


「よかった。ここまで来れた……。なかなか大変でしたね」


 私が傍らに立つ人を見ると、驚愕した。

 その頰に、一筋の涙が伝っている。


「あ、あの……大丈夫ですか?」

「ええ、大丈夫ですよ。感極まってしまったようですね」


 彼は僧衣の袖で目元を拭う。


「仙女様。巨石の上へと参りませんか?」


 頷いた私は、巨石周りを探して、足場になりそうな窪みを見つけた。

 二人でどうにか登る。


 巨石の上は平らになっており、二人分座るにも余裕がある。

 一つ解せないのは、そこに立派なしつらえを施した琵琶が無造作に投げ出されていたこと。どうしてだろう。

 螺鈿細工が綺麗で、さぞや価値の高いものだと思うのに。


「あの……」

「はい」


 そこに琵琶があると告げる。盲目の人は自分に渡してもらえませんか、と言った。


「どうやら宣耀殿から逃げてきたものであるようです。気ままなもので、以前の持ち主に執着しているらしいのです」

「はあ」

「古い楽器には心が宿ります。特に、この琵琶には不思議な力があり、天地の理にも介入すると言われているのですよ」


 まるでおとぎ話のような逸話だと思う。

 私は近くで琵琶を観察させてもらった。確かに、何百年も経てきたような風格が備わっている。

 私は初めてストラリヴァリウスを触らせてもらったことを思い出す。違う楽器であるけれど、どっしりとした空気感はどことなく似ている。

 俄然、音色が気になった。


「少し弾いてみましょう」

「ぜひ!」


 彼は撥を手に取った。いくつもの弦を掻き鳴らす。

 同じく弦を用いるヴァイオリンとは音がまったく違う。夜の闇にひっそりと響くような低音が艶っぽい。

 いわゆる澄み切った音色ではなく、ざらついた音が鼓膜にいつまでも反響し、一音一音を時間をかけて堪能したくなる。


 ただ、私は彼の奏でた直後に、ぞわぞわと背筋を滑り落ちるものを感じていた。


 同じ音楽を嗜む者として、確信に近い予感を抱いた。


 この人は、音楽の神様に愛されている。


 この人の指は神様の指で、この人の耳は美しい音色を再現するためにある。神様は、この人を音楽に集中させるために、その視界を奪ったのかもしれない。


「すごい……すごいです」


 ほかにどう表現していいのかもわからないでただそう伝えると、彼は「そうですか」と頬を緩めたが静かな口調で続ける。


「ここに来た甲斐がありました。こうして八八八八段の石段を登りきれたのだから、きっとわたくしにもほかにできることがあるのだと思えます。仙女様。わたくしは山に登る前に願をかけました。もしもわたくしが頂上に至れたのであれば、山を下りようと。これよりはわずらわしいものが多い人の世に戻ろうと思います」


 言葉の端々に決意が滲んでいた。私には思いもつかないほどの葛藤を経て、決めたことなのだろうと思う。


「……なにかやることがあるのですか?」

「はい。ひとり都で戦っている弟を助けにいくのですよ。わたくしが傍を離れたからずっと寂しがって文を寄こしてくるのです。信用の置ける者があの子には必要で、都の龍を鎮めておける者は今、わたくししかおりませんから」

「龍?」

「この国は龍が眠る土地の上にあります。龍がいるからこそ清流があり、草花が茂り、作物は実り、人々の営みは安寧なのです。不思議とこの目も龍の姿だけは暗闇の中でもはっきりと光を放って見えるのです。特に、この宇津田山の頂上から見下ろした者の中には龍の姿を見た者もおります。宇津田山は神々が住む蓬莱山ともっとも近いところでありますから」


 龍。途方もないことを言われているのになぜか納得してしまう。

 彼の見えないはずの目が何かを追うように今いる巨岩から眼下の雲海へ行くのに釣られ、下を覗き込んだ時。息が止まる。

 青い。青色のつやつやとした途方もない怪物がいる。視界一杯にとぐろを巻き、ごつごつとした巨体を地に横たえている。その大きさはたとえば街一つ分はすっぽりと納まるだろう。あんなに大きいのに、どうして今まで気づかなかったのか。目を瞑り、微塵も生きている感じがしないから? 


「かつて人を守るために龍は眠ることを選びました。ただ、人の穢れが蓄積すると龍は穢れを纏ったまま目覚め、我を忘れて人の世を壊してしまいます。そのためにわたくしたち一族は鎮めの役割を担っているのです。楽器を奏でることで龍の眠りを導き、穢れを清める。さきほどわたくしがやったように」

「……不思議ですね」

「不思議なのは、仙女様の方ですよ。ふっと現れては、わたくしの心に降る新雪に新しい足跡を残していかれる。それなのに儚くて、今にもどこかに行かれてしまうのではありませんか?」

「そうですね。私にはやりたいことがありますから。もしもこれが音楽の神様の仕業だというのなら、私は元いた場所にすぐ戻ることになるのだと思います。でも、会えてよかったです。とても嬉しかった」


 耳の奥で雨音が聞こえてくる。それを意識したら、目の前でもぽつ、ぽつ、と雨が降り始めた。

 閉じていた傘を開き、相手にも差しかけようとしたのに、不自然に距離が空く。あちらが避けたわけではないのに、近づこうとすると空足を踏む。そろそろ別れの時が近づいていた。


「次はいつお会いできるでしょうか」

「それは私にもわかりません」

「あなたが教えてくれた果実の味。あなたと見上げた桜の色をけして忘れはいたしません。いずれ、また……あの楽器の音色を聞かせてください」


 彼から差し出された約束の形はとても魅惑的ですぐにも頷きたくなった。これは夢なのに、躊躇う自分がいる。私が「はい」と言えば、この人はいつまでも約束を抱えたまま待っているのではないか。そう思ってしまう自分が怖かった。

 雨音はだんだんと激しく、彼の墨染めの衣までぼんやりと霞んできた。


「いいえ」


 強く、叩きつけるように叫ぶ。


「やることがあるのでしょう? 普通なら会うはずのない私に執着も約束もしてはいけないんです。お互いにやるべきことがあるのなら、その通りに自分自身を生きるしかありません。もしも欲しい場所にたどり着くまでに行き場のない感情を背負ってしまったら、楽器に託して奏でればいい! それが音楽家私たちの宿命だから!」


 たとえ、世界がまるで違っていたとしても、音楽があるなら繋がりあえる。そこに叶わない約束は必要ない。


 これをじっと聞いていた彼は口を開いたようだった。


「……」


 でも雨音で聞こえず、それきりとなった。

 私は戻ってきてしまった。アスファルトに雨が叩きつける現代社会に。

 なぜかどこかに行ってしまったはずのヴァイオリンケースは背中に戻っている。食べ終わったリンゴの芯が二つ、買い物袋の中に残っていた。


「ばかみたい」


 赤い傘をくるりと回してぽつりと呟き、目元の水滴を拭う。私はあの人のことを何も知らない。なのに、心を奪われている。

 歩き出せば、舗装された道路の小さな窪みに溜まった水溜まりを泥だらけのスニーカーがパシャパシャと跳ね上げていた。




 ◇

 巨岩の上でずっと琵琶をかき鳴らしていた男のもとへ、太刀や弓を持った男たちがぞろぞろとやってきた。

 先頭には彼の世話をしていた下人がいる。


「院、お戻りくださいませ。西の大臣おとどがたいそう心配されております」

「そうかね」


 西の大臣。その名で男の心には影が差す。あの男は天地すべてを手に入れなければ気が済まないのだ。人をはるかに凌駕する力を持つ龍さえも自分の支配下に置きたがる。

 宇津田山でどれほど琵琶を奏でようとも近頃は龍の穢れが抜けていかないのは、あの男の行状に対する人々の怨念が強すぎるからだ。

 ああ、これではいけない。


「以前のことをお忘れですか。院が動かれようとするとみなが不幸になります。院ご自身も無理やり剃髪させられたではございませんか」

「そうだね。しかしそれでも玄象げんじょうはわたくしを追いかけてきた。つまりあれの持ち主はまだわたくしということだよ」

「院……」

「天の意志はわたくしにふたたび玄象をもたらし、仙女様を連れてきてくれた。それで十分だ。わたくしは都に戻ろう。そしてこの世が悪へと傾かぬための重石となろう。玉丸、すまないが支度を頼めるか?」


 下人はしばらく主人を睨んでいたが、最後には承諾する。


「承知しました」







 ◇


『今日、嬉しいニュースが入ってきました。若きヴァイオリニストの登竜門として知られる第三十五回マザラン国際ヴァイオリンコンクールで初の日本人女性優勝者が出ました。名前は高野こうや籐子とうこさん、二十一歳。御門台音楽大学の三年生。ヴァイオリン界に新風が入ってきました。彼女はこれから本場のヨーロッパで腕を磨くとのこと。今後の活躍に期待ですね……』



 ◇


 仙女様。わたくしは以前よりとてもわがままになったように思います。一度ならず二度逢えた。ならば、いまひとたび、と願わずにはいられません。

 そうしたら教えていただきたいのです。わたくしの心にいる仙女様の面影へ語りかけるべき名を。仙女様が答えてくださったのならこの逢瀬はきっと夢ではないと信じられるのですーー。



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雨の向こうは恋の調べ 川上桃園 @Issiki

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