第2話 セノムっていう名の住宅セキュリティ!

オロチの大軍に囲まれてる魔法使いユミナは参っていた……


「お、オロチの兵が入ってきたの」


とヒミノコが流暢りゅうちょうに言う


「オラァ!どけどけ!」


「うわぁぁぁ来るな!」


オロチの兵が竪穴式住居に入り、宝や物資を奪っていた


「そんな流暢りゅうちょうにしていいの?!」


と突っ込んでしまう


「だって兵士はいないからの〜〜」


「な、なんですってーーー!!」


ここに兵士が居ないなんてまずありえない。ありえないわ!


「と、とりあえずみんなを守らないと!」


急いで魔法を唱える。


「いけ!メテオ!」


………………あれ?出ない……煙しか出ない。さっき竪穴式住居に煙が湧いたような……


「な、なんで出ないのぉぉぉ!」


と叫んでいると

ひとつの竪穴式住居から機械の警戒音がなった


『侵入者発見!侵入者発見!』


とアナウンスが流れ


「あぁん?なんだ?」


オロチの兵がアナウンスに気に取られていると1匹が雷が当たり、そのまま灰になった


「ひ、ひぃ?!」


ビビっていた1匹も雷に当たり、また灰になった


「な、なんなんだ?!」


そうこれは我ら現代に使われている住宅セキュリティのセノムの力だ!


「クソ!燃やしちま……」


と言っているといきなり消えたようだ。

なぜなら……


「あ、あれ見ろ」


そこにはオロチの兵がタックルの勢いで気絶していた。タックルしていたのはお下げ髪をしていてレスリングの格好した女性選手だった


「防犯のために犯人を仕留めます♡」


服装には胸元の辺りにアカロックと書かれており、名前が吉野沙奈恵と書かれていた

この人はどうやらオロチの兵に対して半殺しするようだ


「こ、こいつ!」


と剣で襲おうとすると


「遅い♡」


即効にタックルされて、鈍い音がした。なんと背骨が折れた音……


「いやぁぁぁぁこいつから逃げろ!!」


オロチの兵が直ぐに撤退が始まった。これは死ぬと悟ったのか焦っていた


「逃がさん♡。1・2・3・4アカロック!」


腕がテナガザルのように伸び始め、100mくらいの長さでオロチの大軍に手を広げながらタックルをした。

そしてセノムのセキュリティも反応して雷を落とし始めた


「な、なにこれ……」


あまりの魔法に驚いてしまう。

なぜこうなったか……それは薬の作用によりパロディ関連の魔法が出てくるようになってしまったようだ!


「ギヤァァァ!」


邪馬台国に侵入したオロチの兵は吉野沙奈恵によって壁に圧迫された……


「ほほう……お主やるの〜〜お前さんの術か?」


「い、いえ……本当は違います……」


本当は普通の魔法使いなのに……なぜこんなのカオスな魔法なんだぁぁぁ!


そして……To be continued→

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