第46語 当麻豊浜

生没年:?-681

当麻皇子の子(用明天皇の孫)

聖徳太子の甥


 事績は不明で、天武天皇10年(681年)2月30日に小紫位で没したことだけが知られる。小紫は高位であり(のちの従四位に相当)、天武朝の人物の冠位の中でもっとも高い。

 なお、天武天皇は 壬申の乱の功績などに対して死後贈位をもって篤く報いているため、このような表現となる。

 子に、当摩国見がいる。


 野見宿禰とともに、角力の始祖とされる当麻蹴速たいまのけはやと何らかの関係がある?

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