第31代天皇　橘豊日天皇　池辺皇子

生没年：？―587

在位：585～587

欽明天皇（第29代）の第四皇子。

母は蘇我堅塩媛。

敏達天皇（第30代）の異母弟、

推古女帝（第33代）の同母兄、

崇峻天皇（第32代）、穴穂部皇子の異母兄。

厩戸皇子（聖徳太子）の父。

高向王の祖父。

　大臣は蘇我馬子、大連は物部守屋。葛城氏との間に生まれた酢香手姫（すかてひめ）皇女を伊勢斎王とした。

　異母弟の穴穂部皇子、並びに穴穂部を推す物部守屋らとの間に不和があり、用明天皇の崩御後ゴタゴタが起きている（丁未の乱）。

　仏教を信奉していたにも関わらず、皮肉にも当時流行していた病に罹り亡くなっている。歴代天皇の中でも、在位が特に短い。

・・仏教伝来に伴う他国の人々の移動が疫病を広めたという見解もある…

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