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「あんな物を拾ったら、後で何が起こるか分からんわい」


 慎重派のおばあさんは、流れてくる巨大な桃を華麗にスルーしました。桃はどんぶらこ~と更に下流へと流れていきます。そうして、おばあさんはそれを見送った後に洗濯を再開。いつもの日課をいつものようにこなすと、家に戻ってきます。

 その後、おばあさんがいつものように家事を済まして昼食の準備をしていると、山に芝刈りに行っていたおじいさんも帰ってきました。


「ただいまぁ」

「おやおじいさん、もうすぐご飯が出来ますよ」

「おお、ちょうど良かったわい」


 こうして、いつものように夫婦水入らずの平和な時間が流れるのでした。



 おじいさんと話をする

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894352679

 ランチを楽しむ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894390095

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