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「宝物庫におにぎりがあるなんて変じゃ! これは罠なんじゃあ~っ!」
おにぎりへの未練を断ち切るために、おじいさんは宝物庫を出て一目散に駆け出します。それからどれだけ走った事でしょう。やがておじいさんの目の前に全体がピンクに塗られたドアが現れます。おじいさんは無意識の内に自分の行きたい場所を強く念じながら、勢い良くそのドアを開けたのでした。
するとどうでしょう、そのドアの先に広がっていたのは懐かしい自分の故郷の村の景色ではありませんか。
「なんとたまげた、これで帰れるぞい!」
おじいさんはそのままドアをくぐります。ドアを抜けた先は本当におじいさんの故郷の村なのでした。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894221761
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