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「お、おいおい、こんなか弱いお嬢ちゃんにいくら何でも数が多すぎやしねいかい?」
「何だてめぇ、邪魔すんじゃねぇよ!」
悪漢のリーダーっぽい大男にすごまれて、おじいさんは少しビビります。それでも、背後の女性が縋ってきたので、思いっきり見栄を張りました。
「おうおうおう! お嬢さんをさらいたけりゃ、このワシを倒してからにしなっ!」
「ふん、じゃあそうさせてもらうぜ! やれ、テメーらあ!」
悪漢のリーダーは手下に命令します。おじいさんも果敢に抵抗するものの、やはり数は暴力です。調子が良かったのはほんの一瞬で、すぐに形勢は逆転、あっと言う間にボコボコにされてしまいました。
結局、おじいさんは女性を助ける事も出来ずにその場に倒れ、金目の物を奪われた上で放置されてしまったのでした。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894221675
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