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「おい、どうした? 大丈夫か?」

「すみません、もう少しこちらに……」


 おじいさんが天女を気遣って近付いたその時でした。僅かな隙を突かれて、天女はおじいさんが隠し持っていた羽衣を奪い取ります。そうして、すぐに装備するとおじいさんに指差しました。


「これでもうお前の好きにはさせねぇ! ひざまずけ!」

「な、何を……。ううっ、体が勝手に……っ!」


 羽衣を装備して完全体になった天女はおじいさんに命令します。その言葉におじいさんは全く逆らえませんでした。

 どうやら、羽衣を身に着けた天女の言葉には強制力が発生するようです。


 その後、おじいさんは天女の尻に敷かれ、ドMのみなさんが喜ぶような扱いを受け続けて暮らしましたとさ。


(おしまい)



 天女に奴隷扱いされるエンド ED9


https://kakuyomu.jp/works/1177354054894124932/episodes/1177354054894396928

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