第15話 孤独と孤独は二人にならない
ヒルダには墓地での記録と護符の特徴などをスケッチしたものを持たせて、いったん騎士団に戻ってもらった。
彼女が狙われる可能性については気になるが、血紅石を持たせたので軽度の呪いならば退けられるだろう。呪術師が呪詛返しを退けるためによく使うものだ。
いくつかの魔物の血を混ぜ、塩や砕いた鉱石と一緒に煮詰めて結晶化させており、悪い魔法を吸収する効果がある。しかし、あまり強い魔法だと吸収しきれず、黒く濁ってしまう。すっかり黒くなった後に持ってこられたら、結局多少なりとも呪いの影響を受けてしまうことになるが、その段階になれば呪いの出所を探ることもできるはずだ。
「僕らは教会に戻る。ハインツに会わなくちゃいけない」
発見した護符のことは報告しないわけにはいかないだろう。重要な手掛かりだ。
「こちらで勝手に調べてはいけないのでしょうか」
ハインツを警戒している節のあるミステルは、どことなく不満そうだ。
「一応、教会に協力しているという体面は守った方がいい。喧嘩はしたくない相手だ」
ミステルにはまだ、ハインツとミステルの実体を作る件で取引があることを教えていないから、アローがいいように使われているように思えているのかもしれない。実際、都合良く使われている自覚はあるが、対価はしっかりともらうつもりでいる。
「ハインツは教会にいなさそうだが、彼のことだから、話は通してあるはずだ。門前払いはされないだろう」
「それは構いませんが、また遊び歩いているのかと思うと腹は立ちますね」
二人が嘆息していると――
「おー、アローにミステルちゃんじゃねえか」
知った声に、二人はほぼ同時に振り向いた。アローはきょとんとした顔で、ミステルはげんなりとした顔で。
「ギルベルト。何をしてるんだ。暇なのか?」
そこにいたのは、いかつい傭兵の二人組。ギルベルトと彼の舎弟、トビアスだった。
「暇じゃねえよ! ハインツの野郎に雑用を押しつけられてんだよ! おかげで護衛の仕事もいれられねえ! 全部おしゃかだよ!」
「……ということは、これからハインツに会うんだな?」
どこにいるのかわからないハインツを探すよりも、ある程度彼の居場所を把握しているらしいギルベルトを頼った方が効率的だ。目を輝かせたアローに、ギルベルトは数歩後退する。
「待て、お前まで俺に面倒事を押しつける気か」
「大丈夫だ。届け物と伝言をしてくれるだけでいい。報酬に……そうだな、そこのトビアスにモテるお守りでも作ろう。僕は護符を作るのは割と得意な方だぞ!」
「兄貴、ここは男を見せる時ですぜ!」
「トビアス、お前あっさり買収されてるんじゃねえぞ!」
ギルベルトのツッコミもむなしく、トビアスは「よろしくお願いします」と揉み手をしながらアローにニコニコと頭を下げる。
「だぁっ! わかったよ! しかたねえなぁ。何を渡せばいいんだ?」
「コリント邸から掘り出された呪われた護符を」
「お前なんてもん運ばせる気だよ!?」
「大丈夫だ。呪いの効力なんて切れている。残っていても、せいぜい坂道を転げ落ちるくらいのものだ」
「お前が転げ落ちとけよ、そこは」
「僕とミステルはこんなショボい呪いくらいいくらでも跳ね返せる」
「あーもー、世間知らずのボケボケ童貞野郎かと思ったら、意外とイイ性格してんな!?」
それでも、アローの頼みごとを断るのは余計に面倒だと思ったのかもしれない。ギルベルトはため息交じりに手を差し出す。
「飲み代くらいはくれよ」
荷袋から銀貨を一枚出して、指で弾く。放物線を描いて飛んだそれを、ギルベルトは空中で捕まえた。
「毎度あり。伝言は?」
「これに書いてある」
別れる前、ヒルダに羊皮紙を一枚借りてしたためたものを、護符と一緒に渡す。
「頼んだぞ、ギルベルト」
「へいへい、坂道転げ落ちないように気をつけとくぜ。ついでに、次あった時にはトビアスにちゃんと護符を渡してやってくれな」
そう言って彼らと別れ、その背中が通りの角で曲がるのを見送り。
「お兄様、モテる護符なんて作れるのですか?」
「さぁ? 作り方を知っていたら自分が持っているぞ?」
事件のせいですっかり目的が見失われつつあるが、アローはこの王都にナンパをしにきたのだ。持っているだけでモテる護符の作り方なんて知っていれば、真っ先に作っている。
「後々の自分のためにもなるし、作り方を調べてみよう。それに、トビアスのおかげで貴重な情報が手に入った」
「え、どんな情報ですか?」
「恋のお守りは年頃の女だけでなく、いい歳の男も動かす。なるほど、人が騙せるわけだな」
「モテを目指すことと恋は別物だとは思いますが、手段としては共通ですものね……」
恋をするのも、異性と遊ぶのも、結局のところお目当ての相手にモテなければ始まらない。だから人は相手の心を楽に掴みたいと浅はかに願う。
「人は業の深い生き物だなぁ。ナンパひとつするのにも業を重ねていくんだな……」
「お兄様、そこに感慨を抱くのはいかがなものかと思いますよ?」
心の底から感じ入っているアローを、ミステルは遠い目で諭すのだった。
◆
昼間から死霊を呼び出して疲れてしまったので、一度宿に戻ることにした。荒ぶる暴れ牛亭は朝から晩まで階下が客でにぎわっている。静かなのは夜中だけだが、アローは大して気にしていない。
森の中の小屋だって、十分うるさかった。常に木々の枝がざわめく音と、獣の咆哮が響いていたからだ。人々の陽気な話し声の方が、アローには好ましく思えた。
そのまま、どれくらい寝ていたのだろう。目が覚めて部屋を見ると、窓からは夕日に赤く染まった光が差し込んでいる。
「綺麗な夕焼けですね、お兄様」
ベッド脇に静かにたたずんでいたミステルが、窓の向こうを見つめ目を細める。
「森では見なかった景色だな」
「ええ、あそこは陽の光があまり届きませんでしたから」
薄明るくなったら朝がきたことを知って、ランプが必要になったら陽が沈んだのを知る。
そんな日々を何年も過ごしてきた。
(ほんの少し前までは、あの森に一生引きこもっているつもりだったんだけどな)
王都に来て数日、どれだけの人間と話しただろう。師匠とミステルの他には顔を合わせない、それどころか今は師匠すらいない毎日だったのに、次から次へと知り合いが増えて、一生分の出会いを果たしたような気分になっている。
「お兄様、お食事はどうされますか?」
「下で食べてくるかな」
「ではお供いたします。……私は食べられませんけど」
「そうだな、一緒にご飯を食べたいし、やっぱりお前の身体はちゃんと作ってやらないといけないな」
階下で食事と葡萄酒を頼み、カルラに気前よく二人前の蒸かしいもをオマケしてもらい、無理をして二人前全てをたいらげて、またしばらく部屋ではちきれそうになった胃が収まるのを待ち。水にぬらした布で軽く身体を拭いて。
そして、夜が来た。
「そろそろお眠りになられますか」
「うーん、そうだなぁ。夕方まで眠ってしまったので、あまり眠くないんだが。ミステルは眠っていいぞ」
「私は眠れませんよ、お兄様」
ミステルは少し困ったように微笑む。彼女は霊体だから、睡眠と言う概念はない。休息を必要とする肉体がないからだ。
「この宿は安全そうではありますけど、盗人などが入りこまないとも限りませんし、私が番をしております。お兄様は安心して、ごゆるりとお過ごしください。魔法書を読まれるなり、とりあえず横になっておくなり……」
「いや、眠っていていい。……その、ずっとミステルの姿を外に見えるようにするのに、魔力を使っていたから、な」
「ああ、そういうことでしたか」
ミステルはようやく納得がいったようだった。宿の部屋以外ではミステルの姿を他人にも見えるようにしているということは、それだけ余分に魔力を使っているということだ。今日のように魔力を大きく消費する術を使えば、尚更魔力は削られる。
「では、お兄様が眠っている間は、私も遺灰の中に戻っておりますね」
「ああ、そうしてくれ」
「お兄様の寝顔を見つめられないのは残念ですけど」
「お前、そんなことをしていたのか? まさか僕の寝顔はそんなに珍妙なのか? やはり顔の造りのせいだろうか?」
「いえ、そういう方向で楽しんでいるわけでは……」
ミステルが不自然に目をそらすので、アローは余程自分の寝顔は奇怪なものなのだろう、と一人納得した。妹の心、兄知らずである。
「バカな話をしていたらやっぱり眠くなってきたぞ。もう今日は寝てしまおう、ミステル」
「護符の件で、この事件が早く片付くと良いのですが……。あのナマグサ司祭にはできるだけ恩を売って、そしてサクッと返していただきましょう」
「……そうだな。じゃあ、おやすみ、ミステル」
「はい、おやすみなさいませ、お兄様」
ミステルの姿がすっと消える。アローはミステルの魂が遺灰を詰めた瓶に戻ったのを確認して、上から魔法文字を描いた札を張り付けた。
これで彼女は、アローがこの札を剥がすまでこの瓶の中で眠り続ける。アローがどこで何をしていても気づかない。
「ごめん、ミステル……」
アローは彼女の遺灰を荷袋に詰め、杖を持つと、部屋を出る。
――確かめなければならないことがある。それをミステルに聞かせるわけにはいかないのだ。
◆
いくら王都といえども、夜遅くとなると、人通りはほとんどなくなる。
たまに酔っぱらった人間がふらふらと歩いていたり、夜会帰りの馬車が通り過ぎていく程度だ。酒場を離れれば、もうほとんど人をみない。
アローは一人闇夜に紛れるようにして教会へと向かう。
夜になると大聖堂は門扉を閉ざされてしまうが、裏手に回って墓所の方に向かうと、墓守と一緒にランタンを片手に立っている男の姿があった。ハインツである。
「やれやれ、こんな夜更けに呼び出すなんてね。私が乙女の告解を聞きに行っていたら、どうするつもりだったんだい?」
「対象が乙女限定なのはともかく、君は優先すべき事項が何かわからない程無能ではないと僕は信じているぞ」
「おや、君もなかなか言うようになったね」
事実、ハインツはここにいるのだから、彼はアローと会うことが重要なことだと判断したのだ。
アローはギルベルトに護符を渡した時、一緒に伝言を書いた紙を渡した。その時、ミステルには見えないように今夜、墓地で話があるので待つようにと書き留めておいたのだ。
ハインツはランタンを受け取ると、墓守を離れさせた。
「ところで君の麗しい妹君はどうしたのかな?」
「眠らせてきた。君と話すには、その方がいい」
「なるほど。いや、賢明な判断ではないかな?」
ふふ、と軽く笑った後、ハインツは懐から何かを取り出す。ランタンのほのかな明かりで、それがギルベルトに届けてもらった護符だとわかる。
「いやぁ、君がこの護符を発見してくれて助かったよ。おかげで捜査が格段に進展した」
「御託はよせ。教会が本気で調べれば、あれくらいのことはすぐにわかったはずだろう」
アローが見つけた呪いの護符は、呪術に詳しい者なら誰でも考え付く範囲のものだった。この国に呪術の専門家は少なく、恐らく聖霊魔法術師しか所属がないであろう騎士団がそれを把握しきれずにいたのはまだ納得がいく。だが、教会の協力があるなら話は別だ。
「教会ならば、これくらいの呪術を見破る知識がある人間を用意できたはずなんだ。事実、高位の司祭である君が、被害で言えば甚大とは言い難い事件に駆り出されている」
騎士団側の認識では『呪殺である可能性が高い』という段階で止まっていたこの事件では、本来ならもっと下位の僧侶が対応すべきだっただろう。
「元々騎士団だけでは捜査が難しい事件だったから、教会と連携を取ったはずだ。教会には教会の事情がある。それはもちろん考慮すべきだ。だが、教会の体面を気にしてこの事件の捜査を進めているのなら、なりふり構わず即戦力を投入して解決する方が覚えがいい」
思えば、アローが最初に捕まった時、いきなりハインツが来たのがおかしかったのだ。
ハインツはアローの師匠、クロイツァを知っていた。アローの境遇を聞いただけで、クロイツァの弟子であることを確信していた。つまり彼はさも会ってから調べをつけたようなふりをしていたが、クロイツァが育てた弟子がアローであることを、事前に知っていたのだ。彼が(女の子との逢引も途中で放り出して)わざわざ地下牢まででてきたのは、森からやってきたらしい不審者が、クロイツァの弟子であるかどうか直接確認するためだろう。
だから彼は、すぐにアローが犯人ではないという風に接した。クロイツァの弟子が今更街に出てきて、こんな面倒な方法で呪いをまき散らす理由などない。そういう確信があったからだ。
「最初から僕がクロイツァの弟子だと知っていたな?」
「まぁ、わざわざ私が出てくるくらいだからね。ついでにいうと、君の妹君がクロイツァの養女となっていることも把握していた。彼女は何度も街に来ていたし、動向を調べるのはさほど面倒ではなかった。君のお師匠様は、それくらいに影響力を持った方なんだよ」
アローの魔術の師匠、クロイツァは、あらゆる魔術に精通した、生きた魔法書大全のような人物だ。そういう点では、教会が動向を探るのは、さほどおかしな話ではない。仮にも大魔術師と呼ばれる存在だ。教会としては、敵にいても味方にいても、色んな意味で面倒な相手だろう。
そして、間接的にではあるが、ハインツはミステルのことも事前に知っていたことを示してくれた。アローの知りたかったことを裏付けるには、この事実は大きい。
「ハインツ、君は犯人を知っているんじゃないのか?」
「……何のことかな?」
アローの問いに、ハインツはとぼけた答えを返した。アローは夜目が効く方だ。だからランタンの弱い灯でも、彼の意味深な笑みはしっかりと見ることができる。
「教会側には、この事件に手を出しづらい理由がある。それが何かはわからないが、教会や騎士団が犯人を見つけるとまずいような、何かが。だからクロイツァの後ろ盾はあるが何も持っていない、『素性の知れない魔術師』に解決させたかったんじゃないのか?」
そう思った根拠はいくつかある。
その中でも最大の根拠は、教会は間違いなくこの都で一番呪術に精通していそうなカタリナの存在を把握している、ということだ。ミステルの動向を知っていると言うことは、ミステルが都に何をしに来ていたのかも知っている。必ず立ち寄っていたはずのワルプルギス骨董店の存在を知らないはずはない。
聖霊魔法にはあまり関連性がなく、占いに興味を示す層が少なさそうな騎士団が把握していないのはしかたがない。事実、ヒルダは存在すら知らなかった。裏通りの目立たない場所にあるし、店としてはあまり機能していないからなおのことだろう。
だが、存在を知っており、なおかつ呪術に関する知識が豊富であることにも気付いているのであろう教会が、この件でカタリナとの接触をあえて避けている風なのはおかしい。
「君の質問に答える義務はないし、私はそれを許可されていない。しがらみと言うやつだ。しがらみが絡む、という時点で君の想像はある程度的を射ていると考えてくれていい」
ハインツの遠回しな肯定に、アローうなずいた。
「犯人に目星をつけても、理由がわからない。正直に言えば、わかりたくもない」
「まぁ、君はそうだろうね」
「だが、知らなければ何度でも同じことが繰り返される。教会が手を出しづらいぎりぎりのやり方で、何度でも呪殺事件は起こるだろう」
「つまり、原因を調べるところから、というわけか。君は優しい子だな」
まるで子供をあやすような調子で言われて、アローは少しだけムッとする。
この男にとっては、犯人捜しなどどうでもいいことなのかもしれない。教会の思惑がそこにあるから、立場を考えて従っているだけなのだろう。黒い獣の八割の一割、というアローの見立ては、あながち間違いではなかったようだ。
「ハインツ、その様子だと、僕が七年前に起こした事件のことも知っているのだろう?」
「それは君、あの事件で後始末をしたのはクロイツァ様だけではないからね。逆に言えば、あの事件がなければ、教会は君の存在を知りえなかったわけだが」
「そうか。じゃあ、僕の体質のことも知っているな」
「もちろん。何せ、君が本物のクロイツァの弟子かどうか、わざわざ確認するほどだ。だが安心してくれていい。当面の間、教会は君を味方にすることを方針としている。だからこそ、色々と便宜も図った。そんなに警戒してくれなくてもいい。わざわざ墓地を密談場所に選ぶなんて、人の悪いことをしなくても、ね」
アローは死霊術師だ。その気になれば、この墓地に眠るあらゆる死者の魂を目覚めさせることもできる。わざわざ夜中の墓地を指定したのはそういうことだった。完全に意図を読まれている。読んだ上でハインツはここに来たのだから、事を荒立てる必要はないと考えているはずだ。
「……師匠が戻ってきたら、大目玉どころではすまないな」
「その覚悟をしてきたのではないのかな?」
「ああ。覚悟はしていた。だが……僕はこれで結構落ち込んでいる。結局、僕は七年前から成長していない。森に引きこもって、何をやっていたんだろうな」
師匠が旅に出て、ミステルと二人で残り、漫然とこのまま二人で平穏に暮らしていくものだと考えていた。何事もなく、ただ静かに生きて、やがて死という圧倒的な平等の元に導かれる。そう決めていたはずだった。
それなのに、自分はミステルが呪われたことにも気付かず、みすみす彼女を死なせた。ミステル自身が望んだこととはいえ、死という平等を受け入れず、魂を呼び戻し、師匠の言いつけも破って森を出た。
今更決まりを破るくらいだったら、もっと早く森を出るべきだった。師匠が一人で旅に出たということは、もうアローを見張っておく必要がないと判断したと言うことだ。自分で選べと、そう示したかったのだろう。
ミステルと一緒に王都に来て、それこそささやかな魔法の店でもやるなりして生きていくのでも良かったはずだ。森で暮らすにしても、王都には二人で行くべきだった。師匠も、ミステルも、森から絶対に出てはいけないと強制したわけではない。
ただ、自分に自信が持てなかっただけだ。
「僕は何もわかっていなかった。わかりあおうとしていなかった。孤独な人間が集まっただけでは、孤独が増えただけで『二人』にはならない」
「……それは何と言うか、随分と哲学的な命題だね」
ハインツは、少しだけ感慨深げにそう呟いた。彼が本音をにじませた声音で語るのを初めて聞いたような気がして、顔を上げる。そこにはいつもの飄々としたハインツしかいない。
「さて、悠長に語る暇はないようだよ? どうする?」
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